鯨井 祥敬選手 (東海大市原望洋)

鯨井 祥敬

球歴:東海大市原望洋

都道府県:千葉

ポジション:二塁手

投打:右 / 右

身長:171.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

寸評

 東海大市原望洋の中では有名な野球兄弟。兄3人は全員望洋出身だが、いずれも甲子園に出場していない。そのため末っ子・祥敬に鯨井家初の甲子園出場が託されていたのだ。見事に甲子園出場をかなえ、U-18代表入り。運が強い選手ともいえる。  もちろん運だけではなく、実力を兼ね備えた選手である。佐倉リトルシニア時代は全国優勝を経験。東海大市原望洋では2年春からレギュラーを獲得。巧打の二塁手としと活躍を見せてきた。 (打撃)  当てることにこだわった打撃スタイル。スクエアスタンスで構え、グリップを肩の位置に置いて、バットを立てて、背筋を伸ばして構えている。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、足をしっかりと上げていきながらタイミングを測る。直球にも、変化球にもしっかりと対応していきたい狙いがある。トップの動きを見ると真っ直ぐ引いていき、インサイドアウトで振り抜くことを意識している。  木製バットで慣れないことはまだあるだろう。大会の中で成長を果たしていくことを期待したい。 (守備・走塁)  二塁守備は派手さがなく、堅実さが光る選手だ。鯨井は代表唯一の二塁手。そういう選手が守備固めにいるのは心強い。また夏では三塁手としても出場。練習試合では遊撃手としてもノックを受けていた。今年の布陣で3ポジション守れるのは大きな強みといえるだろう。 走塁を見ると、突出した走力を持った選手ではないが、隙を見て盗塁を仕掛ける意識はみられる選手である。
更新日時:2017.08.31

将来の可能性

 誰も見て驚くような打撃、守備を見せるわけではない。しかし国際大会のトーナメントにおいてバント、守備固めなど渋い役割をこなす選手は不可欠。  まさにいぶし銀といっていい選手。陽に当たらなくても、自分の仕事に徹することで首脳陣、チームメイトの信頼を掴むことはできる。その積み重ねで鯨井がヒーローになることを心待ちにしたい。
更新日時:2017.08.31

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