森 陽介選手 (加納)

森 陽介

球歴:加納

都道府県:岐阜

ポジション:外野手

投打:右 / 右

身長:176.0 cm

体重:84.0 kg

学年:卒業

寸評

2年間指導にあたった服部幹和監督(2011年4月から東濃実へ異動)が、「パワーは甲子園級」と評した右の長距離砲だ。高校では下級生時から4番打者を務めている。体つきが良く、スイングがいかにも豪快。フルスイングした直後、反動でバットを一塁方向へ放る仕草などは、外国人のパワーヒッターを想起させるほどだ。筆者が観戦した試合でも、相手左腕のボールを左方向へひっぱたく一方、右方向へもおっつけて飛距離を出していた。  森に影響を与えたのは、中学時代からの先輩にあたる永井康裕(現・中京大)の存在だ。永井は球速が140キロを超える好投手で、人間的にも誰もが認める好漢。森は「永井さんの後ろで守れるだけでも楽しいので」と、先輩の背中を追って加納高野球部の門を叩いた。「加納に合格しなかったら、野球を続けていなかったかもしれません」とも語る。  そして、その森を鍛えたのが、選手時代に甲子園出場経験もある服部監督だ。「加納は進学校なので、勉強ばかりかと思っていました」という森を、監督が徹底指導する。「服部先生に(打撃を)全部直されました。中学時代のVTRと見比べても、全然違うんです」と、ゼロからの打撃確立に取り組み、高校入学後の2年間で通算11本塁打をマークする強打者に成長した。  森は理系で、工科系大学を目指し勉強にも励む。「大学で野球をやるかどうかも、まだ分からないです」と屈託のない笑顔で話すが、そのパワーは県内の同世代では目立つ存在。まずは春季大会で昨年(県3位)を超える成績を狙う。
更新日時:2011.03.29

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