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卒業生
久保田 昌也

久保田 昌也(龍谷大平安)

都道府県:
高校:
学年:
2013 年卒
ポジション:
一塁手
投打:
右/左
身長:
177 cm
体重:
74 kg
データ最終更新日:2012年8月19日

寸評

 この夏は、4番の 髙橋 大樹 や 1番の 井澤 凌一朗 の影に隠れがちだったが、シッカリ自分の打撃に徹していた 久保田 昌也。 甲子園でも内角の球を強引に引っ張ったり、センターに強烈な打球をはじきかえすなど、その打撃には光るものを感じさせた。
 
(第一印象)
 
 髙橋 大樹が、下級生の頃よりもチームバッティングに徹しおとなしくなった一方で、この久保田の強引なまでの強打は、龍谷大平安らしいバッターだなと強く実感させられるスイングが光っていた。とにかく思いっきりの良い、潔さがこの選手の振りにはある。
 
(守備・走塁面)
 
 一塁手としては、かなり難しい打球に対応したり、カーバーリングなども素早く動ける一塁手との印象を受けました。動きの良さからも、上のレベルでは外野などを担う可能性も秘めているのではないのでしょうか。
 
 走力は正確なタイムが計測できなかったのですが、かなり緩めても塁間4.5秒ぐらいで走り抜けるところをみると、4.2秒ぐらいのプロの基準レベルぐらいの走力はあるのではないかと考えられます。実際京都予選の7試合で、盗塁は3個。出塁すれば、積極的に足を絡めたプレーを魅せます。このことからも地肩の強さはともかく、レフトあたりを担える融通性は期待できるかもしれません。
 
(打撃内容)
 
 前足を引いて、グリップを高めに添えて懐深く構えます。平均的なタイミングで始動する、中距離ヒッター。ある程度の対応力と長打力を兼ね備え、勝負強さを売りにするタイプと言えそうです。
 
<長所>
 
 始動~着地までの「間」はある程度取れているので、速球にも変化球にも合わせやすい打ち方です。ベース側に強く踏みだすので、外角の球を強く意識したスタイル。また踏み込んだ足はブレないので、外角や低めの球にも食らいつけます。また内角の球に対してもインステップして踏み込むので、かなり窮屈なはず。それでも上から上手く叩き、強引なまでの強打を魅せつけてくれます。これでは中々相手投手は、内角を突こうという勇気は湧いて来ないでしょう。

 早めに打撃の準備である「トップ」を決めて、上から思っきり振り降ろしてきます。ただスイング軌道にロスは少なく、ボールを捉えるまではスムーズ。ボールを捉えてからは、大きな弧を描いて思いっきりバットを振りぬきます。このスイングの凄みは、高橋や井沢も及びません。

<課題>
 
 ボールを捉えるまでは、頭の位置も安定し足元もブレません。ただ上半身の力が勝り過ぎて、ボールを捉えてからは軸足の形がいびつになるぐらい振りぬくので、振り終わった後の形は崩れてしまっています。少し身体が伸び上がるようなスイングにもなっているので、ボールを捉えてからの後押しを磨いて欲しいと思います。

将来の可能性

 一塁守備・走力もソコソコありそうで、将来的には左翼あたりは担える身体能力はありそう。ただ守備・走力で、アピールするほどのがあるかと言われると疑問です。それだけに、打撃で勝負といったタイプなのでしょう。ただその打撃で勝負できるだけの、高い潜在能力は持っています。地元関西の大学あたりに進学して、その中心的な役割を果たす。そんな存在に、成長してくれることを期待します。バットを思いっきり振れるという意味では、この夏見た選手でも一番ではないのでしょうか。

情報提供・文:2012.09.24  蔵建て男

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