正木 智也選手 (慶應義塾)

正木 智也

球歴:慶應義塾

都道府県:神奈川

ポジション:外野手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2016年7月30日)  3回表には、東海大相模戦で2本塁打を放った正木 智也がフルカウントから外角低めのストレートだった。泳いだように見えたがうまくヘッドを残し、くるっと腰を回転させて振り抜いた打球は[stadium]横浜スタジアム[/stadium]の上段へ飛び込むホームランとなって勝ち越しに成功。  正木だが、力任せな打ち方にならず、上半身の使い方が実に素晴らしい選手。オープンスタンスで構える姿には雰囲気があり、バットのグリップをやや下げて構えている。そこから投手の足が下りたところ始動を仕掛ける選手で、スラッガータイプにしては早い仕掛け。少しヒッチさせてトップを持っていくが、インパクトに入るまで無駄がない。さらに腰を綺麗に回転させて、ボールを捉える時の角度が実に良い。アッパー気味に見えるが、すべてボールの軌道に対して平行に合わせることができて、さらに縦のスイングでボールを飛ばすことができるので、想像以上に打球が飛ぶ。広角に打つとかそういうのではなく、理屈抜きで、飛ばせるスイングをしている。強打者が多い神奈川県だが、純粋に技術が高い。来年の神奈川をけん引する打者になる予感をさせた。  さらに強肩で、ガッツあるレフトの守備も注目。
更新日時:2016.07.31

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