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卒業生
中村 祐太

中村 祐太(関東一)

都道府県:
高校:
学年:
2014 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
181 cm
体重:
75 kg
データ最終更新日:2014年2月13日

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寸評

 今年の東京都予選で確認したいと思っているのが中村 祐太だ。昨年の選抜大会は手元で伸びる直球を武器に別府青山戦で13奪三振。そしてベスト4まで勝ち進んだ。ただ大会期間中に痛めた股関節の影響で、本来の投球ができずに終わった。夏でも復調したとはいえず、そのまま秋へ。ただ秋は周りが言うほど彼のストレートは悪くなかったと思う。私は彼からストレート依存の投球を卒業しないといけない時期に入ってきている。

(投球内容)

 ストレートのスピードは135キロほどだが、回転数が高く、手元まで失速しないストレートは秋見てきた投手の中ではやはりずば抜けている。そういう面ではプロ好みするようなストレートを投げる投手だが、彼はそれに依存する傾向にある。それは良くない。何故ならばライバルたちは中村が伸びのあるストレートを投げることを今までの活躍で認識している。もちろん高校生レベルでは打てないストレートを目指すのも悪くないと思う。情報が知り渡れば、研究されるし、ストレートが来るとわかっていれば、打たれるものなのだ。彼が打たれることが多くなったのはストレートの伸びがないというより、何が来るか分かっているからであろう。

 変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げるが、変化球は殆ど投げなかった。以前から直球中心の配球だったが、バリエーションを増やすためにも変化球は欲しいが、彼の伸びのあるストレートは腕を振って投げられているようなものなので、腕の振りが小さくならないように同じ腕の振りで投げられるような変化球を習得したいところだ。

将来の可能性

 1年秋~2年春まで順調に成長を遂げたが、故障もあって思うように練習に取り組めず、投手としての能力を伸ばし切れなかった。唐川侑己の再来と期待されているが、唐川は伸びのあるストレートに加えて、さらに常時140キロ台を超えるストレートをコントロール良く投げ分け、なおかつストレートの魅力が失わない程度にストレートと同じ腕の振りで、チェンジアップ、カーブで勝負出来る投手であった。彼もバリエーションを増やしていく必要はあるが、伸びのあるストレートを失せないようにしっかりと腕を振って投げられる変化球を身に付けられるか。

 高卒プロにいけるか、どうかは春のパフォーマンスでその兆しを見せて、夏にさらにレベルアップする成長曲線が理想。1年秋に素晴らしいモノを魅せてくれた投手なだけに、最終学年では集大成と呼べる投球を見せてほしい。

情報提供・文:2013.03.03  河嶋 宗一

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