菊地 翔太選手 (駒大苫小牧)

菊地 翔太

球歴:駒大苫小牧

都道府県:北海道

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜では2回戦の履正社高校戦(2014年03月21日)で、1回1/3イニングを投げて終わったしまった駒大苫小牧のエースナンバー。それでも神宮大会の時に比べると、一冬越えてだいぶボールに力強さが増してきたのではないのだろうか。    (第一印象)     履正社高校戦では、死球を当てた直後に交代させられてしまうなど、精神面に弱いところがあるのでしょうか? それまでの練習試合などの内容が悪かったのか? あんまり信頼されていないように感じました。   (投球内容)     オーソドックスな右上手投げで、球速は常時135~130キロ台後半を連発するなど、球速は水準以上。カーブのような曲りをするスライダーとのコンビネーションで、投球を組み立てます。それほど細かいコントロールがあるわけではなさそうでしたが、四死球で自滅するような不安定さも感じません。クィックも1.15秒前後で投げ込めるなど基準を満たしており、バランスの取れた好投手との印象があります。   <長所>     グラブは最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けは安定しやすいはず。足の甲の地面への押し付けもできており、ボールもそれほど上吊りません。あとは、もう少し「球持ち」を磨いてボールを押し込めるようになると、低めへの球も増えて来るでしょう。     振り下ろした腕が身体に絡んで来るように、速球と変化球との見極めは困難。ボールにも適度に体重は乗せられており、打者の手元までボールの勢いは落ちません。   <課題>      「着地」までの粘りがもう少し出てくると、フォームの淡白さが解消されそう。そうなれば体の「開き」も、もっと遅くなりボールが見難くなるのではないのでしょうか。
更新日時:2014.04.10

将来の可能性

 夏の甲子園では、もっとその雄姿をじっくりみたいもの。順調に力をつけて行ければ、夏には140キロ台の王台も見えてくるかもしれません。今後の成長、少し長い目で追いかけてみたいと思わせる好投手でした。
更新日時:2014.04.10

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