岡本 直士選手 (藤嶺藤沢)

岡本 直士

球歴:藤嶺藤沢

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:右 /

学年:卒業

寸評

 中学時代は世界代表にも選ばれた投手で、 昨年1年生ながらベンチ入りをした長身の右サイドハンド。 今年の春季県大会では湘南に敗れたが、夏での活躍を期待したい好投手。右サイドから投げ込む直球は常時125キロ~130キロ前後は出ているのではないだろうか。上背もあって、リーチも長いので、鋭く腕が振れる形が出来れば、自然と135キロ~140キロ近くまでは速くなる投手だろう。  スライダー、シンカーを織り交ぜ横の揺さぶりで勝負をしていく。右サイドハンドとしては左打者にしっかりとインコースを投げられる度胸、コントロールの精度もあり、9失点したとはいえ、内容面は悪くない投手だ。ただ結構リードが読まれているのか、結構振り抜かれる当たりが多い。相手野手に悟られない組み立てが出来るようになるなおいいだろう。 (投球フォーム)  ランナーがいないときからセットポジションから始動する。左足をゆったりと引き上げてから右足の膝を適度に伸ばしてバランス良く立つ。左足をショート方向へインステップ気味に踏み出す。左腕のグラブを胸に畳み、右腕は内回りの旋回をしていきながら、右ひじをしっかりと上げていきながら、打者寄りでリリースする。球持ちはよく、腕の振りも中々良いので、あとはさらに強く腕が振れるように体幹など体力面のビルドアップと強い腕が振れる形をしっかりと身に付けていけば、いずれは高校生としては速球派サイドになれる可能性を秘めている。
更新日時:2014.04.20

将来の可能性

 まだ球速も控えめなので、話題に上がらない投手だが、定期的に見て、チェックをしていきたい投手。結果は打たれたとはいえ、右サイドの投手として左打者の内角へ強く攻める投球も出来ていて、コーナーへ揺さぶりもできている。まだその精度が低いだけで、さらに投球を追求できる投手と感じた。彼が本格化するのは、高校になるか、次のステージ以降になるか分からないが、上のステージでも活躍したいという気持ちをもって取り組んでほしい。
更新日時:2014.04.20

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