金田 海都選手 (桐生第一)

金田 海都

球歴:桐生第一

都道府県:群馬

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜滋賀学園戦では、3番手として登板。2回を3奪三振・無失点に抑える快投を魅せ、全国に存在感を示しました。夏に向けて、楽しみな投手が出てきました。 (第一印象)  全身を使って、気持ちで投げる力投派。天性のリリーフ投手といった感じで、投げっぷりの良さとボールの勢いが自慢です。 (投球内容)  ノーワインドアップから、135キロ~後半ぐらいのボールを投げ込んできます。しかしボールの回転もよく、球速以上に感じさせる球質。他には横滑りスライダーもありますが、こちらはコントロールミスも少なくありません。現状は、この2つの球種で投球を組み立てています。  それほど細かいコントロールや投球術はないものの、気持ちで相手の勢いを黙らせるだけの投球ができる、貴重な存在ではないのでしょうか。 <長所>  足の甲で地面を捉えることができているので、力を入れて投げてもボールが上吊り難いのが良いところ。  腕はしっかり振れるので、打者がおもわず振ってしまう勢いが生まれるのも、彼の大いなる強味。 <課題>  身体の開きが早く、ボールが見やすいのが課題。開きが早いと、コースを突いたような球でも踏み込まれて打たれたり、変化球を早く見極められたりと弊害も少なくありません。  投げ終わったあとグラブが身体の近くに抱えきれないので、外に逃げようとする遠心力を内に留めることができません。それだけ上体がブレてしまい、コントロールを乱す要因になります。 ただしここをいじってしまうと、腕が振れなくなる恐れもあるので、なかなか悩ましい部分ではあるのですが。
更新日時:2016.05.04

将来に向けて

 体幹にも力を感じさせ、更に鍛えて行けば上のレベルでも速球で押せるタイプに育つかもしれません。現状プロ云々の選手ではありませんが、数年後はどうなっているかわかりません。自分の可能性を信じて、高いところを目指して欲しい選手でした。
更新日時:2016.05.04

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