柴田 大輔選手 (土佐)

柴田 大輔

球歴:土佐

都道府県:高知

ポジション:捕手, 一塁手

投打:右 / 右

身長:174.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 選抜では、ドラフト候補として注目される 高山優希大阪桐蔭)投手からセンターオーバーのツーベースを放つなど、全く速球を苦にしないパワフル打撃で活躍。2年生ながら、4番打者の重責を果たしました。 (ここに注目!)  ボールを叩き潰すような強烈なインパクトに注目。 (守備・走塁面)  一塁までの塁間は、右打席から4.6秒強ぐらいであり、これは左打者に換算すると4.35秒ぐらいとやや遅い。チームの4番ということもあり、足で勝負するタイプではないのだろう。  一塁手としての、打球への反応、動きは悪くなかった。選抜では強烈なライナーをはじく場面も観られたが、一塁手としては下手ないように見える。昨秋の新チーム結成以来の26試合で5失策だったことを考えると、一冬超えてだいぶ安定感を増してきたのかもしれない。 (打撃内容)  秋の成績をみると、打率.232厘・本塁打0の打者にはとても見えません。この冬の間に、相当振り込んだのではないのでしょうか。 <構え> ☆☆☆  両足を揃えたスクエアスタンスで、グリップは高めに添えます。腰の据わり具合・両目で前を見据える姿勢・全体のバランスとしては平均的。 <始動> 遅すぎ  投手の重心が沈むときに、ベース側につま先立ち。本格的に動き出すのは、リリーフ直前となり、日本人が行うのには遅すぎるタイミング。若干始動を早めて、もう少し打撃に幅が出てくると良いのですが。 <下半身> ☆☆☆  始動~着地までの時間が殆どないので、どうしても 点 の打撃になってしまいます。あらかじめ狙い球を絞り、その球を逃さないことが不可欠になります。  まっすぐ踏み出すように、内角でも外角でも捌きたいタイプ。踏み込んだ足元はインパクトの際にブレず、センター方向に強く打ち返すことができている。 <上半身> ☆☆☆☆  早めに打撃の準備である「トップ」の形をつくるので、速い球には立ち後れません。バットの振り出しはインサイド・アウトではないが、外の球を思いっきり引っ張ったくにはその方が適している。ボールを捉えるときにはレベルスイングになっており、広い面でボールをインパクトし打ち損じの少ないスイングになっている。 <軸> ☆☆☆☆  足の上げ下げも小さく、目線の上下動はそれなり。身体の開きをしっかり我慢して、軸足は地面から力強く伸びて内に力を貯めこみつつ、上手くバットに伝えることができている。
更新日時:2016.06.03

将来に向けて

 選抜での経験がフロックでなければ、今後もまだまだ伸びてゆく素材ではないのでしょうか。このまま精進して行けば、来夏には県下屈指の強打者として、高知のみならず四国でも鳴り響くはず。期待して、その成長ぶりを見守りたい選手でした。
更新日時:2016.06.03

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