重冨 将希選手 (南陽工)

重冨 将希

球歴:南陽工

都道府県:山口

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:182.0 cm

体重:84.0 kg

学年:卒業

寸評

 センバツ緒戦では、市立和歌山相手に9回を4安打完封。しかし続く秀岳館戦では16失点・7自責点しながらも最後まで投げ切った。好い経験も苦い経験もしたセンバツを経て、夏はどんなピッチングを魅せてくれるのだろうか。 (ここに注目!)  驚くような球速は出ないものの、ズシリと重い球が特徴。この重たい球が夏に更に磨きがかかってくるのか注目して頂きたい。 (投球内容)  少し担いで投げるようなフォームから、常時135キロ前後~MAXで140キロぐらい。110キロ台のスライダーとのコンビネーションで、たまにもっと緩いカーブやチェンジアップなどもあるという。力を入れた球が高めに抜けてしまう欠点があり、四球も少なくない。 <長所>  グラブは最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けは安定。腕も強く振れており、ボールには勢いが感じられる。 <課題>  身体の開きが早いので、どうしてもコースや球種がいち早く読まれやすい。また足の甲で地面を押し付けられないので、力を入れて投げるとボールが高めに抜けやすい。もう少しボールを長く持って押し込めるようになると、高低も制御できるようになるのではないのだろうか。
更新日時:2016.06.14

将来に向けて

 身体に力がありそうな選手であり、体格にも恵まれている。更に今後、球威・球速が増してゆくことが期待される。上のレベルの打者相手に、持ち前の重い球で詰まらせる投球を期待。そのためにも、もう少しボールを低めに集められるようになると面白い。今後もその成長を見守ってゆきたい剛球候補だった。
更新日時:2016.06.14

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