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卒業生
山田 健太

山田 健太(松江商)

都道府県:
高校:
学年:
2012 年卒
ポジション:
捕手
投打:
右/左
身長:
181 cm
体重:
83 kg
データ最終更新日:2011年9月14日

寸評

 どっしりと存在感のある構えをする捕手で、打っても腕っぷしの強さでツーベースを連発する強打者。しかし高校生活最後の開星戦では、白根 尚貴の前にノーヒットに終わる悔しい最後となった。

(ディフェンス面)

 この選手の素晴らしいのは、一球一球ミットを押し込むようにボールを捕球するキャッチングの良さにあります。そのため際どいコースでも、審判からストライクのコールを導きやすいのです。ミットを示し、グラブを下げないで捕球。そのためワンバウンド処理に立ち遅れることなく、素早く対応。低めへのグラブの出し方も悪く有りません。ことキャッチングに関しては、なかなか良いものがあります。捕手としてのリードも中々良いと思うのですが、地肩に関してはよくわからず。この選手の評判で、あまりスローイングについて触れられることもなく、実際のところはどうなのでしょうか?ただ捕手としても、上のレベルで続けて行ける下地があると思います。

(打撃内容)

 独特の腰を落とした構えから、腕っぷしの強さを生かしたパワフルな打撃をしてきます。

<構え>

 少しクローズスタンスで構え、グリップは平均的な高さに添えています。腰をグ~と深く沈め、背筋はしっかり伸ばします。両目で前を見据える姿勢は悪くなく、少し独特な構えではありますが、理には適っているように思えます。構えからも、非常に存在感があります。

<始動>

 実際どのタイミングで打ちに行っているのか見極めるのが難しいのですが、どうも投手がリリースを迎えるぐらいのタイミングで本格的に始動しているように思えます。これだと、一定レベルの球速・切れのある投手の球には苦労するのではないのでしょうか。白根投手の投球に苦労したのも、この始動のタイミングが大きかったとみます。

<下半身>

 足のカカトを浮かして降ろすだけの踏み込みなので、「間」が作れずに打てる球は限られています。クロスに構えているのでその場で足を降ろすと、自然とインステップの形にはなります。外角を強く意識したスタイルで、その足元はインパクトの際にはブレません。そのためしっかり捉えられば、打ち損じが少ないと考えられます。

<上半身>

 打撃の準備である、トップを作るのは遅くありません。ただその際にかなりグリップが内側に入り込んでしまっているので、ヘッドの滑り出しがよくありません。実際バットの振り出しは、体から離れて振られておりボールを捉えるまで遠回りです。ただレベルスイングを意識しつつバットの先端も下がらないので、ドアスイングというほどにはなっていません。しっかり捉えた打球は、思いっきり引っ張ったくことができています。

<軸>

 足の上げ下げがないフォームの割には、自分からボールを追ってしまうところがあり、頭はそれなりに動いています。ただ体の開きは我慢でき、軸足にも安定感が感じられます。それほど好不調の波は、大きいタイプではないと思います。

将来の可能性

 事前に捕手としての評判は聞いていなかったのですが、思ったよりも捕手らしい選手でした。地肩の強さはわかりませんが、上のレベルでも捕手をやって行けるだけの、資質はありそうな気が致します。

 ただ打撃は、始動が遅すぎたり、バットが遠回りだったりと、かなり粗い印象は受けます。パワフルで勝負強い打撃ではありますが、これから欠点の改善が望まれることでしょう。いずれにしても、今後も大学などで野球を続けて行って欲しい選手。ぜひ今度見るときは、そのスローイングも確認してみたいと思いました。

情報提供・文:2011.09.14  蔵建て男
  • 2011 年 9 月

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