上田 将暉選手 (東海大星翔)

上田 将暉

球歴:東海大星翔

都道府県:熊本

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

身長:170.0 cm

体重:65.0 kg

学年:卒業

寸評

 旧チームから4番に座り、勝負強い打撃を魅せていた強打者。2016年度の、熊本を代表する打者として注目される。 (第一印象)  広角に長打を飛ばせす選手で、脆さや粗さは感じせない。けして長距離打者ではないが、強烈な打球で野手の間を抜けてゆく。 (守備・走塁面)  走力についてはよくわからなかったが、三塁手にとしては平均レベルかと。地肩も平均以上ありそうだし、そういった意味では三塁手としては計算できそう。 (打撃内容) <構え> ☆☆☆  前足を軽く引いて、グリップを高めに添えます。腰はそれほど据わらず、全体のバランスとしては並ぐらい。それでも両目で前を見据えており、球筋を錯覚を起こすことなく構えれている。 <始動> 平均的  投手の重心が下がりきった時に動き出す、平均的なタイミング。これは、ある程度の確実性と長打力をバランス良く兼ね備えたタイプ。中距離打者や、ポイントゲッターに多く観られる。 <下半身> ☆☆☆  足を引き上げて、真っ直ぐ踏み込んできます。始動~着地までの間はそこそこで、速球でも変化球でもスピードの変化にはそれなりに対応。  真っ直ぐ踏み出すことからも、内角でも外角でも捌きたいタイプ。踏み込んだ足元はインパクトの際にブレないので、外角の厳しい球や低めの球にも食らいつくことができます。 <上半身> ☆☆☆  打撃の準備である、トップの形を作るのには無理がありません。そのため力みもなく、無駄な力が入ることなく打撃に入って行けます。  バットの振り出しは、少し体から離れて遠回りを軌道する。インパクトの際にはバットの先端であるヘッドが下がっておらず、ドアスイングになるほどではありません。力強くボールを捉えることがあり、最後までしっかり振りきれています。  スイングの弧の大きさはそれほど大きくなく、フォロースルーも使えていないので、強い球足で野手の間を抜けてゆくタイプなのでしょう。 <軸> ☆☆☆☆  足の上げ下げはあるので、目線の上下動はそこそこ。それでも、悲観するほど動いているわけではありません。  体の開きも我慢できていますし、軸足も地面から真っ直ぐ伸びて綺麗な軸回転でスイングできています。
更新日時:2016.02.13

将来に向けて

 今回の観戦だけでは、まだまだわからない部分が少なくありませんでした。ぜひ一冬超えた成長を確認し、もう少し踏み込んだレポートを作成できればと思っています。  いずれにしても2016年度の熊本では、目立つ存在になるでしょう。順調に精進して行けば、大学などでも野球を続けて行ける素材ではないのでしょうか。
更新日時:2016.02.13

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