市川 睦選手 (二松学舎大附)

市川 睦

球歴:二松学舎大附

都道府県:東京

ポジション:中堅手, 投手

投打: / 左

身長:182.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年7月20日)  この試合、春から成長を実感させたのは、エースの市川睦である。182センチ78キロと上背があり、手足も長く、なで肩と、投手として理想的な体型をした市川だが、なかなか球速が上がらず、苦しんだ投手だったが、この夏になって恵まれた素質をパフォーマンスで表現できるようになった。  市川は左ひじを折りたたむようにして、テークバックを取り、そこから鋭く腕を振っていく。立ち上がりから常時135キロ~140キロを計測し、最速141キロを3球計測。キャッチャーミットまで勢いが落ちない力強いストレートを投げており、今までの印象ががらりと変わるようなストレートを投げ込んでいた。2回以降も、常時140キロ前後の速球で空振りを奪い、さらに120キロ前後のスライダーを鋭角に曲がっており、簡単にミートできない。何と4回を投げて10奪三振と圧巻の投球、  長身左腕から、東東京屈指の左腕へ化けた市川。そのきっかけは春の負けが大きい。春では日大三に打ち込まれ、5回コールド。市原勝人監督から「かわそうとして偏っていく。逃げ腰でした」と厳しく指摘された市川。攻めの姿勢がなかった。それが伸び悩みにつながっていたのかもしれない。だがこの試合は違う。だいぶ攻める気持ちが出ていて、その投球ぶりは去年のエース・大江竜聖を思い出させるような度胸溢れるピッチングだった。エースとしてマウンドを背負ってたつ市川がこのように自覚が芽生えたのは大きいだろう。
更新日時:2017.07.27

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です