伊澤 京佑選手 (白鷗大足利)

伊澤 京佑

球歴:白鷗大足利

都道府県:栃木

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:61.0 kg

学年:卒業

寸評

 秋の関東大会出場を決めた、白鴎大足利のエースピッチャー。洗練されたマウンド捌きと、安定したコントロールが自慢の好投手。 (第一印象)  非常に投手としてのセンスを感じさせる選手で、ピンチでもパッと間が悪いとマウンドを外してみせたりと、所作や投球がいかにも投手らしい選手。 (投球内容)  球速は、120キロ台後半~130キロ台前半ぐらいだと思います。しかしその球速以上に感じさせるキレがありますし、ブレーキの効いたカーブ・スライダーなどとのコンビネーションも冴えます。  ストライクを取るのにも苦労しない安定した制球力のため、テンポもよく野手もリズムに乗りやすいはず。クィックなども1.05秒前後素早く、野球センスの片鱗を伺うことができます。 <長所>  お尻が後からグッと一塁側に落ちるフォームなので、身体を捻り出すスペースを確保。そのためブレーキの好いカーブが、上手く指から抜けるように投げられます。  グラブを最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けは安定しやすいはず。  お尻が落とせるのでカーブやフォークを投げても肘への負担は少なく、腕の送り出しにも無理がないので、肩にも負担がかかりません。そのため、故障し難いフォームではないのでしょうか。 <課題>  膝小僧に土が付いてしまうほど重心が沈んでいるので、前に体重が乗りきれないのが欠点。もう少し体重移動を改善しないと、活きた球が打者の手元まで行きません。  せっかく足の甲で地面を押し付けることが出来ているのですが、重心が深く沈み過ぎてその効果が半減してしまっています。足の甲で地面を押し付けつつ、膝小僧に土が着かないぐらいが理想であり、そうすれば速球も低めに集められるようになるのではないのでしょうか。
更新日時:2015.10.30

将来像

 関東大会での活躍次第では、センバツの舞台も夢ではないはず。全国の舞台に出て、恥ずかしくない力量の持ち主だと思います。  更にそこでのアピール次第では、大学など次の扉も見えてくるはず。今後も期待して、追いかけてみたい好投手の一人です。
更新日時:2015.10.30

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です