渡辺 啓五 （いなべ総合）
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- 寸評
- 独特の足の使い方に特徴がある２年生エース。フォームによってギャップを生み、キレのある球で打者のタイミングを狂わせて来る。
（ここに注目！）
身体の近くで、キュッと曲がるスライダーが武器。この球を左打者の内角に食い込ませたり、右打者の外角低めに集めて来る。そのコントロール・精度の高さに注目して頂きたい。
（投球内容）
球速はコンスタントに130キロ台を記録し、MAXで138キロまで到達。カーブ・スライダーとのコンビネーションで、相手を討ち取って来る。クィックも1.05秒前後で投げ込めるなど、野球センス・運動神経も悪くなさそう。
＜長所＞
腕を鋭く振ることができ、速球と変化球の見極めが難しい。ボールも前で放せており、球質が良いのが魅力。
＜課題＞
セットポジションになると、フォームのギャップを活かせないので打者に合わされやすくなってくる。特に着地までの粘りに欠けるところがあり、一辺倒になるのを注意したい。
グラブは最後まで身体の近くで抱えられているのは良いのだが、足の甲でしっかり地面を捉えられていないので、腰高になりボールが上吊りやすい。 - 将来に向けて
- 現時点で水準レベルの球速やボールの勢いがあり、スライダーを含めた投球の土台もしっかりしている。順調に来夏まで伸びて行ければ、ドラフト候補として注目を浴びる存在になっても不思議ではない。今後の さらなる成長を期待してやまない。
- 情報提供：2016.06.27
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