吉崎 洋太選手 (科学技術)
短評
観戦レポートより抜粋(2015年7月20日) そして科学技術の先発の吉崎洋太(3年)がなかなかの右投手であった。手足が長く、ベンチ前のキャッチボールや投球練習をしていて、良い投手だなと思っていたが、実際の投球で、いきなり136キロを計測。この投手をチェックしようとすぐにメモを取り出した。大きく振りかぶって左足を上げるまでがゆったりとしており、遊撃方向へ足を伸ばし、左腕のグラブを斜めに伸ばしながら開きを抑えつつ、テイクバックをコンパクトに取ってリリースする。最速は138キロを計測したが、リリースポイントが安定せず、立ち上がりはコントロールが不安定。 科学技術の先発・吉崎は後半から持ち直す。吉崎は変化球の精度が課題で、スライダー、カーブともに見切られ、ストライクに取りにいった球威を抑えた直球、変化球を狙い打ちされていたが、後半以降から開き直ってストレートを押す投球で切り替え、神戸弘陵打線を抑えていた。
更新日時:2015.07.23