2010年10月03日 舞洲ベースボールスタジアム

大阪桐蔭vs金光大阪

2010年秋の大会 秋季近畿地区高校野球大阪府予選 5回戦

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2打席連続本塁打を放つ西田直斗(大阪桐蔭)

大阪桐蔭強打で金光大阪を粉砕!

 「強い、ちょっと抜けている」。
この日の試合を観戦した高校野球ファンの多くはこんな心境になったのではないだろうか。

 1番西田 直斗(2年)の2打席連続本塁打、5番田端良基(1年)の2ランなど、ヒット9本のうち7本が長打。
外野の頭や横をいとも簡単に抜いていく打球に、「秋の(段階の)チームとは思えない」と金光大阪・横井一裕監督も脱帽。

 「今日の金光大阪が相手だからという特別な意識ではないですが、選手がしっかりと試合に臨む準備をしてくれたおかげ」と勝った大阪桐蔭の西谷浩一監督。

さらに付け加えたのは「選手の秋にかける思い」だった。
今夏は大阪大会3回戦で桜宮に敗退。春夏連続出場を目指した旧チームは思わぬ形で早く終わってしまった。

 その旧チームのスタメンに名を連ねていたのが西田 直斗をはじめ、4番の河原 右京、主将になった廣畑 実、ショートの山足 達也と4人の2年生。そして4番の前後を水本 弦田端 良基と2人の大型1年生が支える新チームの構成となった。

「新チームのスタートから時間はありましたから」と西谷監督が話すように、秋に向けてしっくりと振り込んだ。この日早朝も指揮官が到着する前からグランドで打ちこんできたという。その成果は10月に入って発揮された。

 投げては背番号『10』1年生右腕・藤浪 晋太郎が7回を1安打1失点。1回の1死1,2塁のピンチを併殺で凌ぐと、2回以降はスイスイ。5回にノーヒットで1点を失ったが、結局エースの中野 悠佑(2年)の出番を仰ぐことなく完投した。直球は自己最速を更新する143キロを計測した。