冨水 大和選手 (網走桂陽)
短評
全国的には無名ながら、投げる才能、打つ才能、走る才能、守る才能がすべて突出している野球小僧。夏には150キロを出した情報もあり、伸びしろは抜群。次のステージではどこでプレーするか、楽しみだ。
試合レポートから抜粋
富水は、山岡泰輔のような膝の使い方、左腕のグラブの使い方から真上から振り下ろすオーバーハンド。立ち上がりから常時136キロ~142キロを計測し、5回までは毎回のように140キロ台を計測。威力ある速球は掛け値なしに素晴らしいものがあった。輿水隆宏監督は「暖かくなれば、さらにスピードが上がる」と語っていたが、確かにそう感じさせる腕の振りの力強さがあった。
120キロ中盤のスライダー、100キロ前後のカーブがある。120キロ中盤のスライダーの切れはまずまずだが、カーブは練習中ということで抜けやすい。本人の感覚になるが、縦系の変化球かカット系の変化球も良いかもしれない。いずれにしろ、いろいろ追求してほしい投手だ。
6回裏、3安打目を放った冨水が二塁に進塁し、石澤の隙をついて、三盗へ。石澤も「頭になかった」と驚きを見せたように。さらに、冨水は一、三塁の場面で、一塁走者が挟まれる間に一気に本塁へ生還。輿水監督だけではなく、ネット裏の北見支部の方々も「野球小僧だな」と評するパフォーマンスを発揮した。
敗れた冨水は投、走、打すべてこなすので、終盤になると、130キロ中盤に落ちているが、勝利するために全身全霊でプレーする姿は見るものの心を打つものがあり、ぜひ夏には課題である制球力を高め、北見支部では寄せ付けない投手になってほしい。野手としても素晴らしいセンスを秘めており、石澤も「冨水は投手としても、打者としても凄くて尊敬しています」と認めるほど。
更新日時:2019.10.09
匿名
2024-04-20 at 1:39 PM
佐々木柊二は1年の時から出てますね
注目選手
2024-04-20 at 1:39 PM
佐々木柊二は1年の時から出てますね