岩本 真之介選手 (市立和歌山)

岩本 真之介

球歴:市立和歌山

都道府県:和歌山

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

コラムから抜粋  市立和歌山の2年生左腕・岩本 真之介。この冬は体重アップ、球速アップをテーマに取り組んできた。体重アップのために取り組んできたこととして、間食を増やした。自らおにぎりを作り、1日5,6回も食べる習慣をつけた。その結果、一冬超えて3、4キロほど増量に成功。ピッチングの調子もよく、解禁明けの練習試合では15イニングで無失点に抑えてきた。  「スピードはわからないですけど、秋の時点では全力だったストレートは8割程度で投げられるようになっています」 と手ごたえを感じていた岩本。甲子園での投球を心待ちにした2年生左腕が快投を披露する。  「かなり緊張しました」と語るが、それを微塵と感じさせないピッチング。ストライク先行のピッチングで組み立て、試合を作る。  岩本のピッチングで特徴的なのは、いわゆるモーションが速い投球フォーム。ノーワインドアップから始動し、右足を勢いよく挙げてから、テークバックを取り、トップからリリースに入るまでの流れが非常に速い。この投球フォームの意図について、 「モーションが速い方がタイミングがとりづらいと思うので」と説明する。  ストレートのスピードは常時120キロ後半~130キロ前半(最速134キロ)だが、手元でピュッと伸びていて、さらにモーションも速いということもあり、球速表示以上に速さを感じる。さらに110キロ後半、120キロ前半と2種類の縦スライダー、100キロ台のカーブを投げる。縦スライダーは力の入れどころを変えて球速差をつけており、指先の器用さを感じさせる。速いモーションで緩急をつけられたら簡単に対応ができるものではない。
更新日時:2019.03.28

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