箱山 優選手 (日体大柏)

箱山 優

球歴:日体大柏

都道府県:千葉

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

短評

試合レポートから抜粋 ライトでスタメン出場の箱山優(2年)が登板。しかし箱山は同点打を浴びてしまう。  勝ち越したい日体大柏は6回裏、5番箱山が左越え二塁打。箱山は第1打席でも痛烈な中前適時打を放つなど2安打の活躍。軸足にしっかりと体重を乗せ、腰を鋭く回転させた打撃フォームから痛烈な打球を飛ばしている。投打ともにスケールがある選手だ。その後、敵失で勝ち越しに成功。さらに7回裏にも箱山は中前適時打で1点を追加。タイミングの取り方が一番しっかりしていて、打ち返す打球の質もスタメンの中では最も中身があった。  投げては昨秋よりも着実に進化を見せている。コンパクトなテークバックから前へ推進をしていく投球フォームから常時133キロ~140キロと昨秋よりも5キロ前後もスピードアップ。偵察隊のスピードガンでは139キロを計測するなど、140キロはいつ出してもおかしくないボールを投げ込んでいる。6回表は、ライトの守備位置から登板だったので、まだ仕上がっていなかったが、回を追うごとにボールの勢いが増した。  8回表、3番鈴木勇に高めのつり球のストレートで空振り三振に打ち取ったが、これが最速140キロを計測。さらに120キロ前半のスライダー、110キロ台のスラーブ、120キロ前半のスプリットと変化球の精度も悪くない。この投手はよい意味でも、悪い意味でも、まっすぐな性格。勢いよくストレートを投げ込める前向きなところは長所なので見失ってほしくないが、一本調子だけでは打たれてしまうところがある。  変化球の精度は決して悪くないので、駆け引きをきわめてほしい。それが強豪校の打者を抑えるスキルとなるはずだ。
更新日時:2019.07.13

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