2018年03月29日 北谷公園野球場

美来工科vs宜野座

2018年春の大会 春季沖縄県大会 3回戦
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ちばりよ!沖縄球児 當山雅通

接戦をものにした美来工科が3年連続ベスト8へ進出



5安打完封の比嘉竜聖(美来工科)

 「苦しかった。」試合後、ナインとベンチを代弁した眞玉橋監督。だが「比嘉 竜聖がこの冬、本当に忍耐し頑張った。その結果が生んだ完封でしょう。」と、右腕の成長に目を細めたゲームだった。

 1回、2回とノーヒットながら走者を二塁まで進め徐々に相手にプレッシャーをかけ続けていく美来工科。その成果が4回に現れる。この回先頭の3番玉城幸人が四球を選ぶと比屋根 京介が左中間を襲う二塁打。次打者はセカンドゴロも、サードへの送球よりも二塁走者の足が速く満塁となる。ここで城間海星が、逆らわずレフト方向へ。タッチアップで三走が生還し美来工科が先制した。

 8回、7番から始まる美来工科。「これまで(新チームになって)何度も彼に助けられた。ホームが遠い試合だったけど、彼まで回れば」と眞玉橋監督以下、ベンチは期待していたが果たして。その通りになるのだから野球は面白い。一死から四球を選び犠打で二死二塁となり打席には伊波俊弥。

 「苦しんでいたこの試合だからこそ、信頼している彼に回って任せた。」眞球橋監督に迷いは無かった。伊波俊にライトへの二塁打が生まれ、欲しかった追加点がボードに刻まれた。

 2回裏、一死から連打が生まれるなど宜野座も踏ん張ったが、「外のスライダーとインコースを突くピッチングが出来た。」眞玉橋監督が褒めたバッテリーの捕手を務める玉城幸人が、宜野座打線を慎重に見極める対応。マウンドを守る比嘉 竜聖も5回以降、2四球無安打に抑え9回を5被安打で完封。2年連続ベスト8へ進出していたチームの記録を、3年連続(7度目)へと伸ばす最上のピッチングを披露。昨年のチームほどの強さは無いものの、勝ち上がるための“術”を引き継ぐナインが春の頂点を目指す。

(文=當山 雅通

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