田嶋 大樹選手 (佐野日大)

田嶋 大樹

球歴:佐野日大

都道府県:栃木

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:182.0 cm

体重:76.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年5月19日)  7回裏から佐野日大は先発の稲葉 恒成に代えて、エース田嶋 大樹(3年)が登板する。18日の聖望学園戦が公式戦、練習試合を通じても初登板で、初戦は荒れ荒れな投球だった。1試合投げたことで、リリースも安定し、地に足が付いた投球だった。立ち上がりから常時140キロ台を連発。  また手元で大きく切れるスライダーのキレ味も絶品で、まさに別格とも言っていい投球だった。田嶋の特徴としては、肩肘が柔らかく、腕を鋭く振れるしなやかさを持っていることだ。秋まで線が細く、力強さに欠けていた印象を受けたが、この冬の間に上半身と下半身をしっかりと鍛えたことで、3月と比べると、随分逞しい体つきになった。  しなやかな腕の振りに力強さが加わったことで常時140キロ台を連発するエンジンを兼ね備えたといっていいだろう。7回裏は三者凡退に締めてさすがと思わせる投球を見せる。  10回裏、田嶋は3番の柳谷 参助(2年)を2ストライクから143キロのストレートで空振り三振。4番山田知輝に対しての投球が凄まじい一言で、息をのむ投球だった。田嶋は全ての力を振り絞り、投げ込んでいき、1球目は146キロのストレートで、ストライク。2球目はこの日最速の147キロのストレートで2ストライク。山田は直球についていくのが精いっぱい。捉えた打球は遊ゴロとなり、試合終了。ゾクゾクするストレートで、もっと見てみたいと思わせる投球だった。
更新日時:2014.05.22

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