宇良 淳選手 (沖縄尚学)

宇良 淳

球歴:沖縄尚学

都道府県:沖縄

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:170.0 cm

体重:67.0 kg

学年:卒業

寸評

 左の 比嘉健一朗 が先発して、右の 宇良淳 に継投してつなぐのが、この秋の 沖縄尚学 のパターン。この勝利の方程式で、秋は九州大会を制し神宮大会まで駒を進めました。 (第一印象)  ランナーがいないと、セットポジションなのですが実にゆっくり足を引き上げてきます。そういった独特の「投球間」を、この選手は持っています。 (投球内容)  テイクバックを小さくとって投げるフォームで、身体も小さくスケールで圧倒するタイプではありません。しかし小気味の良い投手で、球速も常時130~135キロぐらい。特に右打者外角低めに切れ込む、スライダーのキレが最大の自慢。牽制も鋭く、クィックも1.05秒前後と動作が素早く、野球センスは感じさせます。 <長所>  グラブを最後まで内に抱えられているので、両サイドの投げ分けは安定。腕の振りも鋭く、速球と変化球の見極めは難しいです。 <課題>  「着地」までの粘りがもう一つなので、身体の「開き」も早くなり、合わせやすいのが気になります。せっかくコースを突いた球も、簡単に打ち返されてしまいます。  また腕は鋭く振れてキレはあるのですが、うまくボールに体重が乗せられないので、球威に欠けるのも今後の課題。足の甲をもう少しシッカリ地面に押し付けて、うまく下半身のエネルギーを後の動作に伝えて欲しいです。
更新日時:2012.12.29

将来の可能性

 ゆったりと振りかぶる割に、腕は鋭く振られるのでボールに勢いは感じます。あとは、開きの早いフォームと球威が出てくると面白いとおもいます。 比嘉健一朗 とは左右の違いだけでなく、ピッチングスタイルも対照的。二人で一つというのも、よ~くわかります。お互い切磋琢磨して、更に成長した姿を選抜では期待しています。
更新日時:2012.12.29

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