森下 浩弥選手 (おかやま山陽)

森下 浩弥

球歴:おかやま山陽

都道府県:岡山

ポジション:右翼手

投打:左 / 左

身長:178.0 cm

体重:73.0 kg

学年:卒業

短評

 おかやま山陽の初出場・中国大会優勝の原動力となった左の強打者。2年夏の岡山大会では打率.462を残した森下は初の甲子園出場。そして中国大会では2試合で3打点を記録。決勝では1打点を記録して、勝負強さをいかんなく発揮した。  その森下の打撃に注目してみると、独特のバット裁きをする選手。スタンスはオープンスタンス。歩幅を狭め、バットを立てて構えている。投手が足を下したところから始動を仕掛けていき、足を高く上げてタイミングを計り、まっすぐ踏み込む選手。大きく足上げをするので目線のブレやすさが気になるタイミングの取り方で、バットをひねってからトップを取るため、差し込まれやすい。一定以上のスピードボールを投げ込む速球投手に対して振り遅れが生じる。  ただそれでもこの打法を続けているのは、森下にとって、打ちやすいメカニズムであり、独特の感性を失わせてはいけないと指導者が判断しているのだろう。  森下の活躍を振り返ると、ホームランを打った試合では、きれいにバットが出ていて振りぬくことができていて、今の打撃フォームを尊重している理由がわかる。 また投手も務めている森下。テークバックが小さいフォームから力強い速球を投げ込む。  この春は投打で活躍した姿を見てみたい。
更新日時:2018.01.21

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です