2011年07月30日 新潟県立鳥屋野潟公園野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)

日本文理vs新潟明訓

2011年夏の大会 第93回新潟大会 決勝
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白熱の接戦を制し、日本文理が優勝!

 全国ニュースのトップで扱われるほどの大雨に見舞われた新潟県。その影響もあり、決勝戦は当初の予定より2日遅れ行われる事となった。
土曜日開催ということもあってか、会場は大盛況。新潟の私学2強が対戦するということもあって、その注目度の高さを伺わせた。
中2日空き、休養十分となった両チームの選手たち。試合は一進一退の攻防が続く、白熱した接戦となった。

日本文理の先発は、背番号10ながら主戦投手としてここまで投げ続けている波多野 陽介。初回、先頭バッター・伊藤 豪に右前打を許すと、進塁打などで三塁までにランナーを進められ、4番・漆原 大夢に右前タイムリーを許し、あっさり1点を失う。その裏、日本文理は2番・野口の二塁打で得点圏にランナーを進めるが、新潟明訓エースの町永に湯本 翔太高橋 洸が打ち取られ、無得点に抑えられる。
波多野は2回以降立ち直り、伸びのあるストレートと切れ味鋭いスライダーを武器に、新潟明訓打線を抑えて行く。一方の町永も、毎回ランナーを背負いながら、勝負所でチェンジアップを、外角低めへ集め、日本文理に得点を許さない。

こう着状態のまま迎えた5回裏、日本文理は1番・本間の死球と犠打で2死2塁のチャンスを迎える。ここで3番・湯本は甘く入った初球を見逃さず、左中間へタイムリー三塁打。試合を振り出しに戻す。その後も両投手陣の粘りの投球を見せ、7回には日本文理が好投の波多野から背番号1・田村 勇磨へスイッチ。この田村も、序盤戦の乱調が嘘のように好投をみせる。

日本文理自慢の強力打線は、徐々に町永に牙を剥き始め、6回、8回に二死満塁のチャンスを迎えるが、巧みな投球術と低めにコントロールされた抜群の制球力であと一本が出ず、得点を上げる事ができない。
なんとか町永を援護したい打線は8回に2死1、2塁のチャンスを迎えるも、途中出場の斉藤が空振り三振に倒れ、無得点。
9回も両チーム0点に抑えられ、延長戦に突入。
そして迎えた10回裏、日本文理は2本のヒットと送りバントで一死、一、三塁ののチャンスを迎える。
バッターはこの日3安打の2番・野口。カウント1-3から、町永の投じた150球目は、鋭くはじき返され、右中間へ。劇的な幕切れで、日本文理が2対1で勝利した。

試合後行われたインタビューで日本文理・大井監督が「投手陣、(サヨナラ打を放った)野口をほめてあげたい」と選手を労うと同時に「目標は全国制覇」と声高らかに宣言。
スタンドに詰めかけた新潟の高校野球ファンを喜ばせた。

こうして約三週間に渡る92校の熱き戦いは終焉を迎えた。
日本文理高校は8/6から新潟の代表として、甲子園での戦いが待っている。
あの準優勝から早2年。甲子園に再び日本文理旋風を巻き起こす。

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