ジャイアンツカップではベスト8に進出した福岡ボーイズの6番打者を務めた山本 蓮優内野手。体格はまだまだ中学生らしく線も細いが、パンチ力ある打撃は魅力的。青森山田リトルシニアとの第3打席では右翼手の頭上を越える適時三塁打を放ちチームの勝利に貢献した。気迫あふれるヘッドスライディングと塁上のガッツポーズは、チームに勢いをもたらした。

　守備では二塁手として軽快な守備を披露。福岡ボーイズのチームプレーを象徴するような選手であり、献身的なプレーでチームを支えてきた。高校進学後は体を大きくし打球に力強さが増せば出場機会に恵まれるのではないか。全国大会で活躍した経験を自信に変えて更なる成長に期待が高まる。