第80回 オリックス・バファローズ T-岡田選手
やはり、彼は只者ではなかった。
当時の登録名「岡田隆弘」だった2年前の今頃、彼は迷いの中にいたが、あの取材から数カ月後、プロ初本塁打を放ち頭角を現すと、見事なまでの成長曲線を描いた。その年は、シーズン7本塁打を記録。翌年、つまり昨年は、開幕一軍をつかむと、5月の交流戦を境に大ブレークを果たしたのである。
交流戦のMVPを獲得、初のオールスター出場、シーズン33本塁打で5年目にして最多本塁打のタイトルを獲得したのだ。
【目次】
タイトル獲得までの2年間の道のり
ノーステップ・打法を語る
4番バッターの役目と責任
■第80回 オリックス・バファローズ T-岡田選手
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