1試合で評価を一変させた剛腕・阪口 皓亮(北海)。ドラフトを直前に控えた心境に迫る。
阪口 皓亮(北海)
■高校野球ドットコム 独占インタビュー NEW!!
阪口 皓亮(北海)「実力を試す舞台はプロの世界と決めている」
今ドラフト戦線で一躍、注目を浴びているのが北海・阪口皓亮(こうすけ)だ。夏の甲子園では初戦の神戸国際大付戦に先発し、3回2/3を8安打1失点。わずか58球でマウンドを降りながら、自己最速の148キロをマークした潜在能力の高さにスカウト陣の目が釘付けとなった。甲子園でも背番号10だった未完の大器は、プロの世界を夢見て黙々と練習を続けている。
夏よりも一段と精悍さを増した表情に、決意の固さが伺えた。これまで抱いてきた「夢」は今、はっきりとした「目標」へと変わっている。このモチベーションが、高校野球が終わってもなお、阪口を突き動かし続けている。
「甲子園が終わったあとは、ワクワクした感じが強かったんですけど、ドラフトが近づいてくるにつれて、“本当に指名してもらえるのか”という不安も出てきています」と本音をちらりとのぞかせながらも、目の奥に潜む力強い光は隠すことができない。(記事を読む)
【目次】
[1]1試合で評価を一変させた
[2]投手というものを覚えさせてくれた打撃投手の経験
[3]まだどれぐらいの力が自分の中に眠っているのか、本人も分からない