長いオフシーズンをともに過ごしている道具たち。激しい練習で少しずつダメージが蓄積された道具を新しくしようと考えている球児もいるかと思います。
 デザイン、フィット感、操作性など様々な要素を見ながら選ぶと思いますが、プロ野球選手はどんなこだわりを持って道具を選んでいるのでしょうか。今回はスパイクにフォーカスして選手たちの声を集めてみました!

プロ野球選手から球児たちへの熱いメッセージ!

前田 健太投手(ロサンゼルス・ドジャース)
~2016年からロサンゼルス・ドジャースでプレー。2017年に続き2018年もポストシーズンで登板。中継ぎ登板も増えてきているが、今シーズンは先発ローテーションの一角として、ワールドシリーズ制覇のために右腕を振り続ける~

 スパイクはフィット感を大事にしていますが、履いた時の感覚が一番です。
 それは履いた時にフィットすれば動いていても違和感がないと思っているからです。だから履いた瞬間の感覚が一番大事で、逆に新品がいきなり馴染むのは難しいので、プレーをしていく中でどんどん馴染ませる、馴染ませていくのが大事だと思います。

T-岡田選手(オリックス・バファローズ)
~2010年には本塁打王とベストナイン、2014年にはゴールデングラブ賞を受賞。昨シーズンは13本塁打に止まったが、まだまだ中心選手として2019年もチームを牽引する~

 昔は軽いスパイクを選んでいましたが、今は履きやすさ。それと履いた時やバッティングの時のフィット感とクッション性ですね。
 ただクッションに関しては柔らかすぎるとバッティングの時に、足裏で地面を感じないので、薄すぎず厚すぎないということを大事なポイントにしています。


近藤健介選手と菅野智之投手と益田直也投手

近藤 健介選手(北海道日本ハムファイターズ)
~2018年はベストナインのDH部門に選出。巧みなバットコントロールを活かし、同年のパ・リーグの打率ランキング3位にランクインした。4割打者に最も近い男~

 僕はメッシュ素材が好きなんです。耐久性の部分は劣りますけど、やっぱり軽いので、型崩れしない範囲で僕は軽ければ軽いほどいいタイプです。
 ただ高校の時はエナメル加工タイプが好きでした。当時はやっぱりそんなに何個も買えないので雨にも強く、手入れのしやすいエナメルを選んでいました。


菅野 智之投手(読売ジャイアンツ)
~今や日本球界を代表するジャイアンツの大エース。昨シーズンはレギュラーシーズン15勝8敗をマーク。クライマックスシリーズではノーヒットノーランを達成し、沢村賞を受賞。名実ともに日本のエース~

 プロに入って3年目辺りまでは軽さや柔らかさを重視していたのですが、最近は硬いマウンドが主流で、自分自身スパイクをコロコロ変えるのは嫌なので、耐久性がスパイクにおいては大事ですね。

益田直也投手(千葉ロッテマリーンズ)
~2012年にはパ・リーグ新人王、翌2013年にはセーブ王を受賞。昨シーズンは70試合に登板してプルペン陣を支えた~

 ファンの方も足元を見ていると思うので、球場に見に来ている少年野球の子どもたちなんかに対しても、ピカピカのスパイクを履いている姿を見せたいと思っています。
 その姿を見て、きちんと手入れをする、道具を大切に扱う球児になってほしいという思いもあるし、「さすがプロ!手入れが行き届いているな!」と思ってもらいたい気持ちもあるので、スパイクではエナメル素材をアッパーに使うことにこだわっています。


 普段から履くスパイク。ずっと使っている分、もしかしたら一番大事な道具なのかもしれないですね。だからこそ選手たちそれぞれのこだわりがあることが見えてきました。これから新しいスパイクを選ぶ球児には参考になったのではないでしょうか。

 次回はウエアのこだわりについて聞いたコメントをまとめてみました。そちらもぜひ見てみてください!

記事=編集部