プロ野球選手から高校球児へメッセージ!【福岡ソフトバンクホークス・内川 聖一選手】 ~コトダマ~
誰かが書いた、誰かが発した言葉と出会っただけで、 気持ちが熱くなったり、やる気が湧いてきたりする。そんな言葉と出会ったことはありませんか?今月は、毎日凍えるような寒さの中、冬のトレーニングに励む球児たちに、エールを贈る、そんな言葉を毎週紹介していきます!今回は、福岡ソフトバンクホークスの 内川聖一選手のインタビューから抜粋したコトダマをお届けします。
内川 聖一選手から高校球児へメッセージ!
福岡ソフトバンクホークス 内川 聖一選手
内川選手に、夢を叶えるために大切にしていることをお聞きした際に、この言葉が出てきました。
「『出来るかな、出来ないかな。でも、やれって言われているからやろうかな』そう思うと、多分できない。
絶対に自分でやると思ってやらないと、目標って達成しないと思うんです」
「諦めないことが一番大事。中途半端にやらないこと」と熱く語っていただきました!
この言葉以外にも、
・「(王会長に)『練習は120%でやれ。ゲームは80%でいい』と言われました。今まで僕は、ゲームは120%で、練習は80%だったんです。でも、王会長は、『練習で120%振れないやつはダメだ。背中がバキバキバキって鳴るくらい振れ』って。調子にもよりますけど、それくらい振って、身体のキレを作ってゲームに入っていくんだということなんですよね」
この言葉を聞いて、内川選手は思いきりバットが振れるようになり、飛距離に関してのコンプレックスがなくなったそうです。
・「ヤバイと思うことに対して、そう思わせないためにエネルギーを使うんだったら、『ヤッベー』って思ったまんまで良いと思うんです。『ヤベーな俺、ヤベー』って思って、やったほうがいい。それが、自分の素直な気持ちだと思って、プレーしています」
いざ何かをやろうとするときの怖さのようなものが以前よりも増えた、と語る内川選手。「ここでゲッツー取られたら嫌だなとか、ここで打てなかったら、試合の流れが変わったらまずいなとか、少しずつそういう怖さ」など。それを乗り越えるために「緊張すること」も当たり前だと思うようにしたそうです。
・「僕は、バットを振った結果がヒットだと思っているんです。でも、バットを振ることが怖くなって、色々考えることで結局、何が正解か分からないまま打席に入ることも出てきてしまうかもしれない。そこは、いけないなと思っています」
1回負けてしまうと終わりなのがトーナメント戦で、そんな中で「自分が後悔しない方法を考えないとダメだ」ということから、この言葉をいただきました。
内川選手のインタビューはこちら!
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