藤平尚真(東北楽天)

 今年、高卒1年目の投手のレベルが非常に高い。なんと6人の投手が一軍デビューを成し遂げた。

 藤平 尚真横浜-東北楽天)、山本 由伸都城-オリックス)、才木 浩人須磨翔風-阪神)、梅野 雄吾九産大九産-東京ヤクルト)、寺島 成輝履正社-東京ヤクルト)、堀 瑞輝広島新庄-北海道日本ハム)と6人いる。そして初勝利を挙げているのが藤平、山本の2人。高卒1年目はまず二軍でじっくり育成というのが定石だが、藤平にいたっては37.1回を投げ、2勝4敗、防御率2.65、7先発。山本は4試合を投げて、防御率4.12と一軍の壁を痛感しているがそれでも19.2回を投げ、16奪三振を記録しているのはさすが。山本は、150キロ前後のストレート、140キロ近いスライダー、フォークを投げ込むなど、プロ野球ファンを驚かす快投を見せており、来年へ向けて一軍の打者を抑える投球術を身に付けると、来年は去年以上の活躍が見込めそうだ。

 一軍の舞台を味わったのは、大きな励みになるはず。来年以降、経験ではなく、戦力として計算されて、一軍の舞台で投げることができるのか。それは今シーズンのオフの過ごし方が重要となるだろう。この世代は一軍登板がなかった投手の中でも今井 達也作新学院-西武)、高橋 昂也花咲徳栄-広島)など能力が高い投手は非常に多い。来年以降、多くの投手が活躍を見せることができるか楽しみである。

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