寒い時期は屋外に出るにもちょっと気合いが必要なほど、空気が冷たく感じられるものです。運動前にウォームアップを行うと体の中から温まってくるため、野球やトレーニングへの準備が整いますが、ウォームアップの前段階で寒さを感じるところは何とかしたいと思う選手もいるのではないでしょうか。

 気温が低い中で体を動かすとき、より早く体が温まるように「体の中から温める」方法と「体の外から温める」方法を挙げてみます。

【体の中から温める】
 一番手軽に取り入れられるものとしては、温かい飲み物を飲むということです。水分補給の目的も果たしつつ、運動前に温かいものを飲んでみましょう。特にオススメなのはしょうがのすり下ろしか、チューブタイプのものを少量加えたしょうが紅茶です。

 しょうがにも、紅茶にも体を温める作用があるため、体の中からポカポカとした温感を得られるようになります。ティーパック型のものを使うとより手軽に試すことができますね。この他にもコーンスープやお味噌汁、ミルクココアなどでも良いでしょう。

【体の外から温める】
 こちらの代表的なアイテムといえば使い捨てのカイロではないでしょうか。手がかじかむとプレーにも影響を及ぼすため、指先を温めている選手をよく見かけます。カイロを運動前に体を温める目的で使うのであれば、手指だけではなく、血流がより豊富なところを温めてみましょう。

 具体的な部位としては首の後ろ側をしっかりと温めることをオススメします。ネックウォーマーなどを使う場合は首との間にはさんでおくと安定します。首には太い血管が存在し、そこから全身に血液が循環するため、この部分を温めることによって体全体が温まりやすくなります。屋外でスポーツを観るときや、練習見学をされる保護者の方にもオススメの寒さ対策です。

 体を動かすとウォームアップ効果によって体の中から温まりますが、その前段階として手軽に温熱効果を得られるもの2つご紹介しました。寒くて体が思うように動かない…というときはぜひ試してみてくださいね。

文:西村 典子
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