ミネラルウォーターに含まれるもの

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2020.07.07

硬水はカルシウム・マグネシウムの含有量が軟水よりも多く、運動時の水分補給に適している

 スポーツ活動での水分補給は必要不可欠なものですが、皆さんはどのような飲み物を準備していますか。スポーツドリンクやお茶、果汁ジュースなどそれぞれの特徴を活かし、体に必要なものをタイミングよくとることができるといいですよね。糖分を含むものを飲むとエネルギー源としての糖質を補給することもできますが、中には口の周りがベトベトしやすいので純粋に水がいいという選手もいることでしょう。今回はミネラルウォーターについて考えてみたいと思います。

 最近はさまざまな種類のミネラルウォーターを購入することができます。ミネラルウォーターは文字どおりミネラル分を含む水のことで、カルシウムとマグネシウムの含有量によって「硬水」「軟水」という分け方をすることもあります。日本では生活用水の80%が硬度80以下の軟水といわれ、水道水なども軟水に分類されます。飲みやすく、日本人にとってなじみのある水が軟水であるといえるでしょう。一方で硬水は軟水よりもより多くミネラル分を含み、カルシウムやマグネシウムの補給にも役立ちます。カルシウムやマグネシウムは筋収縮に必要なミネラル分であり、マグネシウムが極端に不足すると足のけいれんなどを引き起こす一因にもなるともいわれています。これらのミネラル分は運動中に体から出る汗によって少しずつ失われてしまうため、適切に補給することが必要となってきます。

 ミネラル分がより多く含まれている硬水は運動前後の水分補給に適していますが、飲み慣れていないと胃腸に負担をかけることもあるため、一度にたくさん飲むのではなく少しずつ飲みながら体をならせていくことが大切です。また加熱などによってミネラル分が白く浮き上がってくることがあるため、硬水を飲むときは温めない方が飲みやすいと言えるでしょう。こうしたミネラルウォーターの特徴を活かし、補食などとあわせて適切な水分・ミネラル分補給を行うようにしましょう。

文:西村 典子
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