ひと工夫でさらにおいしく!タンパク質をとろう
煮卵はめんつゆを使うと手軽に準備できますよ
地域の差はあると思いますが、休校中で部活動を行っていないチームも多いと思います。選手の皆さんは自主練習や自宅や室内でのトレーニングなどを行いつつ、野球再開に向けて準備をしているのではないでしょうか。またこの時期は自由に外出することも少なくなり、食事面でも栄養の偏りが懸念されるところです。今回は選手の皆さんが自分でも手軽に準備できる、タンパク質を含む食べものをご紹介します。
【煮卵をつくってみよう】
手軽にタンパク質をとることができるものの一つが卵です。特にゆで卵は比較的準備が簡単で手軽に食べやすいため、朝食や補食などさまざまな場面で重宝されます。このゆで卵にひと工夫加えて「煮卵」を作ってみましょう。
作り方はゆで卵を作る要領で卵をゆでます。半熟が好みの場合は沸騰したお湯に入れて6分半〜7分ぐらいをめどにゆで時間を調整してみてください。時間がきたら卵をお湯からあげて(やけどに注意!)、氷水もしくは流水で一気に卵を冷やします。その後、卵の殻をむき、タッパーなどの保存容器に入れたら「めんつゆ」につけおきます。めんつゆの量は卵が半分程度隠れるほどでも大丈夫です。上からキッチンペーパーをのせ、その上からまためんつゆを適量かけて半日ほど寝かせておくと完成です。味がしみわたっていつものゆで卵とは違った味が楽しめますよ。《煮卵1個(約78g)あたりタンパク質=8.19g》
【ドライフルーツでマンゴーヨーグルト】
ヨーグルトを食べるときにいろいろなものをトッピングすることも楽しいですが、ドライフルーツをヨーグルトにつけおくと違った味が楽しめます。オススメはマンゴーのドライフルーツ。あらかじめヨーグルトを小鉢もしくはタッパーなどにいれ、そこにマンゴーのドライフルーツをつけておきます。ラップや蓋をして一晩寝かせておくと、翌朝はマンゴーヨーグルトが楽しめます。他のドライフルーツでもいろいろな味が楽しめると思いますので、好きなものを探してみるのもいいですね。《ヨーグルト小鉢1杯(約120g)あたりタンパク質=4.32g》
どちらも手軽にできるものですので、自宅で食事をすることが多いこの時期、ひと工夫加えて食事を楽しんでみてくださいね。
《参考書籍「世界一美味しい煮卵の作り方」光文社・はらぺこグリズリー著》
《参考サイト「カロリーSlism」》
文:西村 典子
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