体の抵抗力と疲労マネジメント

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2019.10.12

体の疲労が蓄積すると抵抗力も下がりやすいので気をつけよう

 日頃からスポーツを行っている選手は体力もあり、元気なイメージをもたれがちですが、実は激しい運動などによって疲労が積み重なってくると体調を崩しやすいと言われています。特に秋から冬にかけての時期は朝晩の気温差が激しいだけではなく、空気が乾燥してウイルスなどが活動しやすくなる環境になります。普段であれば体の抵抗力によってウイルスの侵入を防いだり、発症しないまま過ごせるような体であっても、疲労がたまった状態で過ごしていると風邪やインフルエンザなどの感染症にかかってしまうことも考えられます。

 特に気をつけたいのが練習やトレーニングなどで体を酷使したときです。疲れてしまって部屋に戻ったらそのまま食事もせずに寝てしまったといったことはありませんか。どれだけ疲れていても、使ったエネルギー源を確保するためには十分な食事が必要となってきますし、トレーニング後であればなおさらタンパク質など筋肉の材料となる栄養素をしっかりととることが大切です。ただ体が疲れていると胃腸も疲れているため、食欲がわかないということも考えられます。そのときは消化によい食べやすいものを選んでとるようにしましょう。汁物などを活用し、体を温めながら少しずつ食べやすいものを食べるようにします。

 また食事だけではなく、入浴や睡眠などの生活習慣についてもぜひアスリートモードにしましょう。運動後は汗をかいているので皆さんシャワーをすると思うのですが、湯船に浸かって体を温めるということになるとハードルが高くなる選手も多いようです。全身の血流を良くして疲労物質をなるべく早く分解・代謝させるためには、湯船に浸かって体の外からじっくりと温めることが近道です。筋肉の柔軟性改善にも役立つので、ぜひお風呂につかって体を温める習慣をつけましょう。またお風呂から出た後はTシャツ・短パンといった薄着で過ごすのではなく、体温を奪われないような服装にすることも忘れずに。体が温まった状態から冷めていくときにより眠気を感じやすくなるといわれているので、睡眠時間の確保や睡眠の質を高めることにも貢献します。体力的な疲労によって体調を崩さないためにも、普段の生活習慣から疲労回復をはかるように心がけましょう。

文:西村 典子
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