トレーニング前に確認したいこと

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2019.08.12

全体の練習量を把握し、補食などでエネルギー源を補給してから行おう

 野球の練習とともに基礎筋力をつけるためのトレーニングを行うチーム・選手は多いと思います。野球のパフォーマンスアップはもちろんのこと、ケガをしないためにも必要不可欠なトレーニングですが、自己流のトレーニングであったり、体力的に負担のかかりすぎる内容であったりすると、逆にトレーニングによってケガをしてしまうということにもなりかねません。トレーニングを行う際の注意点などを確認してみましょう。

●練習過多になっていないか
 野球が上手くなるための練習を積み重ねているうちに、一日では回復できないほどの体力的な負荷がかかることがあります。さらにその上にトレーニングを行っていては体が疲弊してしまい、トレーニング効果そのものが落ちてしまいます。全体の練習量とあわせて、トレーニングを行うだけの体力的余裕があるかどうかを再確認しましょう。また空腹状態でトレーニングを行うと、エネルギー源が不足した状態となりやすく、これもまたトレーニングの効率が悪くなります。補食などを活用し、エネルギー源を補給してから行うようにしましょう。

●正しいフォームで行っているか
 例えば「スクワットをすると腰が痛くなる」と話す選手のフォームを見てみると、背中が丸まっていたり、腰が反った状態で重りを担いでいたり、といったことが見られます。スクワットであれば、腰に負担のかからないように体幹をしっかりと保持して行うことが大切ですが、こうした正しいフォームでトレーニングを行っているかどうかをぜひ選手同士でチェックしてみてください。スマホで動画を撮影し、それを後から確認することもできます。専門家の指導を受けられる場合は正しいフォームをマスターできるように繰り返し練習しましょう。

●適切な負荷で行っているか
 ウエイトトレーニングを行う場合は、筋力にあった負荷を調節して行うことが大切です。負荷は段階的に上げていくことが基本であり、急激に上げるとフォームを崩してケガをする一因となります。特にペアでトレーニングを行っているとき、筋力レベルがあまりにも違いすぎると負荷を調節することがむずかしくなりますので、体格差や筋力レベルなどを考慮して行うようにすると良いでしょう。

文:西村 典子
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