夏の食生活チェック

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2019.08.02

夏の野菜や果物は暑い時期のコンディションを整える役割があるため、積極的に食べよう。

 夏休みに入ると、生活リズムは普段とは違ってきます。暑さに加えて運動量も増えるため、しっかりと食事をとらないとエネルギー不足などから体調を崩すことも考えられます。暑い夏を乗り切るためにも自分の食生活について、チェックしてみましょう。

●朝食をキチンととっていますか?
 アスリートにとって朝食をとらずに練習に参加することは、パフォーマンスの低下だけではなくケガや体調不良のリスクが高まります。特に暑い時期は発汗量が多く、水分・塩分不足から脱水状態となって熱中症を引き起こしやすくなります。朝食の内容もパンとジュースだけというものでは不十分。野菜や果物などを上手に活用してバランスのよい食事を心がけましょう。

●水分補給は水やお茶を中心に、運動時にはミネラル分も考慮しよう
 運動時の水分補給は発汗によって水分・塩分が奪われるため、スポーツドリンクなどを中心に麦茶などのミネラル分を考慮したものをとるようにしましょう。その他のシーンにおいても糖分を多く含むジュース類、炭酸飲料などは「たまのご褒美」程度にとどめておくことが大切です。牛乳はカルシウム、タンパク質なども含まれるため、食事の時にあわせて飲むようにすると体づくりにも役立ちます。

●冷たいもの、甘いものをとりすぎない
 暑いときはついつい冷たいものが欲しくなりますが、一度にたくさんとると胃腸に負担がかかり、消化・吸収能力が低下して、食欲不振や胃もたれを起こしやすくなります。またアイスクリームやジュースなどを日常的にとっていると、体を冷やすだけではなく、糖分を多くとりすぎることにもなります。体内の糖分過多がすすむと、消化に必要なビタミンB1が大量に消費され、体内のビタミンB1が不足することになります。ビタミンB1の不足は疲労の原因ともなるので、甘いものはほどほどにしておきましょう。

●夏野菜や果物を積極的に食べよう
 夏に旬を迎える野菜や果物は、その時期に起こりやすいコンディション不良を整えるために必要な栄養素を多く含みます。特に水分やカリウムなどを含むものは、水分補給とともに電解質のバランスを整え、熱中症予防としても期待できます。また果物はもちろん、トマトやキュウリなど生で食べられる野菜も多いので、これらに含まれるビタミン・ミネラル分などを手軽にとることができるメリットもあります。この他に野菜ではナス、ゴーヤ、トウモロコシ、オクラなど、果物ではスイカ、メロン、パイナップルなどが代表的なものです。

文:西村 典子
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