大学野球丸分かり!連盟によって違うリーグ戦をわかりやすく説明
第68回全日本大学野球選手権大会の出場27大学が出そろいました。まずは出場校一覧をご覧ください。
大学野球のリーグ戦は、連盟によって、各カード2戦先勝の勝ち点制、各カード2試合ずつの勝率制に分かれています。
勝ち点制のリーグは、各カード1敗ずつの計5敗をしても、10勝すれば勝ち点5となって優勝できるというわけです。トーナメントがほとんどの高校野球との違いを少しお分かりいただけるでしょうか。
東海地区は静岡、岐阜、三重の3県でそれぞれリーグ戦を行い、1位校同士の3大学で代表決定戦。九州地区南部は熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の4県でそれぞれリーグ戦を行い、1位校同士の4大学で決勝リーグを行って決めます。
今春リーグ戦で「負けなし&引き分けもなし」で優勝したのは、東北福祉大、東日本国際大、大阪商業大、九州産業大、宮崎産業経営大の5大学でした。最多出場は福井工業大の42回目。初出場は大阪工業大と高知工科大の2校です。
大学選手権開幕は6月10日。平日開催がほとんどですが、大学野球日本一をかけた戦いに注目しましょう!
(文:松倉雄太)