早速ベンチ入りした選手も!ネクスト球児たちの進路情報【投手編】
新年度を迎え、高校野球は春季大会が盛り上がりを見せるとともに、新入生が入部してくる時期となった。今年も、中学時代に実績を残した選手が、続々と高校野球の舞台に足を踏み出した。
そこで今回は、新たに高校野球の舞台へ踏み出した選手の中で、高校野球ドットコムが取り上げたネクスト球児たちの進路について紹介していく。
ネクスト球児たちの進路情報を紹介!
まず紹介をしたいのか森木大智だ。森木は高知へ進学し、先日行われた練習試合で登板。3回33球を投げ1安打1四球無失点。最速144キロと1年生としては十分な力を発揮した。
次に紹介するのは、その森木投手と全中決勝で激闘を演じ、秀光中等教育学校から仙台育英に進学した2人の投手だ。
笹倉世凪は最速147キロの左腕で伊藤樹は最速144キロの投手。これまで球速がフューチャーされてきたがこの二人は完成度というところが群を抜いてる。
秀光中等教育学校時代と同様にWエースとして活躍が期待できる。
次に紹介するのが東京城南ボーイズから横浜へ進学した金井慎之介だ。
最速は136キロと球速だけ見ればもっと速いピッチャーがたくさんいるが、金井はすごくしなやかで美しいフォームが特徴的な投手だ。
あれだけ綺麗に体を使えるサウスポーというのはなかなかいない。
進学した横浜は、伸び盛りの1年生を早い段階で試合に起用する風土のある高校だ。金井も早い段階から出場する可能性がある。
続いて紹介するのは、筑後サザンホークスから広島新庄に進学した秋山恭平だ。秋山の魅力は何と言っても変化球だ。特にいい球種がスライダーそしてチェンジアップだ。世界でも猛威をふるった変化球で高校でも活躍が期待される。
そして最後に紹介するのが山口東リトルシニア出身の三奈木亜星だ。三奈木は浦和学院に進学し、なんと春の大会から背番号18でベンチ入りをしている。春季大会での登板の可能性も0ではない。
浦和学院といえば、昨年は渡邉勇太朗や古いところでいえば大竹寛など本格派を多く輩出してきた歴史がある。三奈木もぜひ活躍をして立派な投手に育ってほしい。
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