のどの痛みへの対応
ハチミツの殺菌作用を大いに利用しよう
季節の変わり目になると気温や気圧の変化に体が順応できず、体調を崩しやすくなることがあります。また遠征や合宿先の宿泊施設で過ごしていると部屋が乾燥し、のどの痛みを感じることも少なくありません。のどの痛みから発熱につながることも多く、体調を崩す一因となるので注意が必要です。
のどの痛みは細菌による炎症が主な原因です。ウイルスや細菌は乾燥したところで繁殖しやすいため、のどの粘膜を乾燥から防ぎ、保護するためにも、水分をこまめにとってのどを潤すように心がけましょう。うがいなどもこまめに行うと効果的です。特にうがい薬を準備しなくても、水でのうがいでのどの奥まで念入りにゴロゴロと行うようにすれば良いでしょう。また人の多いところへ行くときはマスクを着用したり、夜寝るときにはのどを保温する目的で乾いたタオルを巻いたりすることも、のどを保護することにつながります。
のどが痛くなったときはのど飴などのお世話になることも多いと思いますが、のどの痛みを和らげる効果が期待できるものの一つにハチミツがあります。ハチミツは殺菌作用があるため、炎症によるのどの痛みを和らげるだけではなく保湿効果も高いため、のどの乾燥を抑えることにもつながります。咳を鎮める効果のあるしょうがとともにジンジャーシロップを作り、水やお湯で割ると飲みやすいですね。ここに殺菌効果を持つお酢を付け加え、ハチミツ＋お酢をお湯でわることもオススメです。また紅茶にしょうがを入れ、砂糖の代わりにハチミツを使ってみるのもよいでしょう。
のどが痛いときは唐辛子や香辛料などの刺激物をなるべく避けるようにしましょう。のどの痛みから発熱してしまうことも多いため、少しおかしいなと感じたら早め早めに対応することが大切です。
文：西村 典子
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