そのスパイクはサイズがあっていますか?

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2019.03.12

今使っているスパイクを見直し、自分の足にあったものを選ぼう

 野球の道具は自分に合ったものを使うことが一番大切ですが、足元を支えるスパイクもまた自分のサイズに合っているかどうか確認してみましょう。成長期の選手は特に「そのうち足が大きくなるから」「靴ひもで調節できるから」といって実際のサイズよりも大きなものを選びがちですが、足のサイズにあわないスパイクやシューズでプレーをすると、さまざまなケガの原因ともなってしまいます。

 スパイクを購入するときは、本来の足の動きをなるべく妨げないようなものを選ぶことが大切です。踵から地面に接地し、つま先から離れる一連の歩行動作では、足底の部分が曲がることによってスムーズに足を動かしますが、スパイクを履いた状態でも同じ位置で曲がることが大切です。スパイクでは足幅の一番広い部位がその位置にあたると考えてよいでしょう。一方でスパイクのつま先を手でつまんだときに、ソールに触れることができるほどスペースがある場合は、サイズが大きすぎると考えられます。つま先に余りがあればあるほど、地面に接地したときに足がスパイクの中で滑ってしまい、地面の反力を使って走るときのロスを生み出してしまいます。

 足の機能が十分に活かされない状態で長くプレーを続けていると、地面から受けた反力は足首から膝、腰といった荷重関節(体重を支える関節)にも大きな影響を及ぼします。膝痛や腰痛の選手の中にも実はスパイクが原因だったというケースは意外とよくみられるものです。スパイクを履いてプレーすることがケガにつながらないよう、自分の足にあったスパイクを選ぶようにしましょう。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

【関連記事】
のどの痛みへの対応 【ニュース - その他】
繰り返しのスイング動作でいつの間にか骨折!?スイング動作によって起こりやすいケガ 【ニュース - コラム】
第217回 スイング動作と手首のケガ【セルフコンディショニングのススメ】
第880回 「休んだら終わり」からのモデルチェンジ 田中俊太選手(読売ジャイアンツ)【後編】 【2018年インタビュー】
第881回 「焦ったり力んでいるときこそ怪我をする」田中俊太選手(読売ジャイアンツ)【前編】 【2018年インタビュー】
第216回 遠征や合宿時のセルフコンディショニング【セルフコンディショニングのススメ】
第215回 ドーピングの基礎知識を学ぼう【セルフコンディショニングのススメ】
第214回 受動握力と指の力を鍛える【セルフコンディショニングのススメ】
第856回 自分が走りやすいメンタル、感覚、アイテムを大事に 荻野貴司(千葉ロッテ)の走塁術【後編】 【2018年インタビュー】
第213回 足首の複雑な動きとゆるみ・硬さ【セルフコンディショニングのススメ】
第855回 ガムシャラさから脱力を追求 荻野貴司(千葉ロッテ)の走塁術【前編】 【2018年インタビュー】
第844回 スパイクの本質とは「故障」をさせないこと 選手の成長を支える「コウノエベルトスパイク」【後編】 【2018年インタビュー】

コメントを投稿する

最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る