藤原恭大(千葉ロッテ)がフルスイングを貫き、猛打賞!
藤原恭大
千葉ロッテドラフト1位の藤原恭大選手が14日の中日戦にスタメン出場し、猛打賞を記録。ゴールデンルーキーが沖縄の地で躍動した。
実戦19打席無安打続いていても「フルスイング」は貫いた。最後の国体でカメラマンがつぶやいた「カブレラみたいだな!」とフルスイングはプロの舞台でも実践している。
藤原はドラフト前日の取材で「トリプルスリー」を目指したいと語った。その目標に向かって、練習しているのは伝わってきたし、打撃を見ればしっかりと貫いているのが分かる。中日戦のヒットを振り返っていこう。
まず1安打目。左腕・笠原 祥太郎が投じたインコース直球を振り抜き、ライト前安打を放つ。2安打目は右腕・石川翔が投じた外角ストレートを逆らわず中前適時打を放つ。3安打目は中日のクローザーで活躍する中日・田島慎二の内角スライダーを捉え、ライトへ同点適時二塁打を放ち、3安打2打点を記録した。
藤原はボールの見極めもよくなっていて、昨年のアジア大会と比べれば、スイングにも強さが出て、少しずつプロらしい打者になってきた。
そもそも高卒打者でこれほど体幹を鋭く回転できてスイングができる打者はそうはいないだけで、近年は言った高卒外野手ではナンバーワンの逸材だろう。ボールの見極めもよく、さらに実戦を重ねていけば、スタンドインも期待できるだろう。
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