要注目!選抜甲子園に出場する侍ジャパンU-15代表経験者は?
U-15侍ジャパン出身の内山壮真(星稜)と及川雅貴(横浜)
1月25日、選抜出場校が決定した。今年も、中学時代に実績を残した選手が名を連ねており、中でも注目なのがU-15侍ジャパンのユニホームに袖を通した選手だ。
そこで今回は、選抜甲子園に出場する選手の中でで、中学時代にU-15侍ジャパンに選ばれた選手を紹介していきたい。
今大会でまず最も注目すべきなのは、横浜高校だ。選抜出場の要因の選手として挙げられた及川雅貴を筆頭に3人の元U-15侍ジャパンの選手が在籍してる。「スーパー中学生」として、中学時代から注目を集めていた及川が、選抜甲子園でその真価を発揮することができるか注目だ。
また同じく中学時代からTVなどで注目を集めた度会隆輝、投手陣の一角として抜群の安定感を持っている黒須大誠もU-15侍ジャパン出身の選手だ。
そして明治神宮大会で準優勝に輝いた星稜にも、3人の元U-15侍ジャパンの選手が在籍してる。寺西成騎は最速143キロも直球が持ち味で、すでに昨夏の甲子園でもマウンドを経験している。また星稜中出身の内山壮真と荻原吟哉も、寺西と同様に第9回 BFA U15アジア選手権(2017年)に出場しており、昨秋の明治神宮大会で活躍を見せた選手だ。
3人は揃って1年生(新2年生)であり、選抜甲子園以降も活躍が期待される。
秋は控え選手だったが、山梨学院の功刀史也も高い潜在能力を持ってる。第9回 BFA U15アジア選手権では、ベストナインも獲得している実力者で、今後の活躍に期待だ。
過去を遡ると、小園海斗(報徳学園-広島)や野村大樹(早稲田実-ソフトバンク)、増田珠(横浜-ソフトバンク)に藤平尚真(横浜-楽天)など、多くの逸材を輩出してきたU-15侍ジャパン。これからも目が離せない。
(文:栗崎 祐太朗)
あわせて読みたい!
◆目指すは山田哲人!星稜4番・内山壮真が意識する日本一への覚悟
◆世代トップを突っ走る小園の支えは「絶え間ない向上心」小園海斗(報徳学園)