SNSも活用次第では指導者の考えを発信できる貴重な場となる!野球部公式SNSの活用を考えてみる
いよいよ今日と明日は、大学入試センター試験です。会場へ向かう受験生の皆さん、悔いのないように頑張ってください。そして練習に励む高校の野球部の2年生、1年生の皆さんも、先輩を応援してあげていただきたいと思います。
さて、筑波大学硬式野球部のTwitterでは、受験生へ向けて、部員からの熱い応援メッセージ動画がアップされていました。こういった企画、イイですよね。
最近では各地の大学野球部がシーズンオフのこの時期でも色んな企画をしています。試合がない時期はどうしても更新が滞りがちになりますが、様々な工夫を感じます。また、監督やコーチがアカウントを持って、情報発信しているのも見かけます。
競技は違いますが、箱根駅伝でおなじみの青山学院大学陸上部長距離ブロックの原晋監督も先日、Twitterアカウントを開設して話題になりました。毎日、色んな情報を発信しています。
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高校野球では、個人アカウントを持つことやツイートを禁止しているところが多いですが、部としての公式アカウントなどを作って、監督など指導者が発信することがあっても良いのではないでしょうか。実際にTwitterだけでなく、Facebookで部公式アカウントを作って発信しているチームもあります。
〝使い方さえ間違わなければ〟その指導者に共感して入部を志してくれる学生もいるかもしれません。
例えば今の時期なら、こんなトレーニングをしていますとか、今日は[stadium]甲子園球場[/stadium]までランニングしましたとか、それだけでも発信するなどで、応援してくださる方が見てくれることも。。。
そういうところから応援してもらえる人が増えると、春や夏の公式戦の時に球場に足を運んでくれるかもしれません。
「これは発信する、これの情報は発信しない」とはっきりと中身のルールを決めてやる。このメリハリが大事だと思います。
公立校は人事異動もあって人間が変わるので何年も継続してやることは難しいですが、新たな伝統としてトライする可能性を探ってみてもいいのではないかなと思います。
最初から無理と決めつけずに、一度ぜひ、発信している大学野球や高校野球のチームのTwitterやFacebookなどを見て、勉強してみてはいかがでしょう。
文:松倉 雄太