今日はヒーローの日!平成の甲子園のヒーローをプレイバック!
「平成の怪物」松坂大輔投手
本日、1月16日はヒーローの日です。世の中にはたくさんのヒーローが存在していますが、高校野球でもこれまで多くのヒーローが甲子園で生まれてきました。そこで今回は、平成を沸かせた甲子園のヒーローを振り返ってみたいと思います。
まず、平成最初のヒーローと言えば、先日TBSテレビの「消えた天才」でも紹介された西日本短大付のエース・森尾和樹投手ではないでしょうか。平成4年(1992年)の夏の甲子園、森尾投手は抜群のコントロールを武器に、甲子園での5試合をすべて完投。西日本短大付の全国制覇に大きく貢献し、防御率0.20という前人未到の記録も打ち立てました。
森投手の快投から6年後の1998年、今度は「平成の怪物」と呼ばれる大スターが誕生しました。そう、昨年中日ドラゴンズで復活を果たした松坂大輔投手です。
PL学園との延長17回の死闘は、もはや語り草。並みいる強敵を次々となぎ倒し、横浜高校の春夏連覇に大きく貢献。甲子園の名勝負、名場面と呼ばれる試合を、たくさん生み出しました。
また2006年には、決勝再試合という前代未聞の展開が起こりました。その中心にいた選手が、斎藤佑樹(現日本ハム)投手です。田中将大(現ヤンキース)投手との壮絶な投げ合いは社会現象と化し、ハンカチで汗を拭う姿に大フィーバーが起こりました。プロ野球ではもがき苦しんでいる斎藤投手ですが、間違いなく「甲子園のヒーローです」
近年では、2012年に春夏連覇を達成した大阪桐蔭のエース・藤浪晋太郎(現阪神)投手や、甲子園大会最多本塁打記録を塗り替えた広陵の中村奨成(現広島)選手が、甲子園のスターとして名前が挙がると思います。
2019年4月に平成は終わりを迎え、日本は新たな時代の扉を開きます。新たなの時代を彩るヒーローは一体誰なのか。今から楽しみに待ちましょう。
文:栗崎 祐太朗