昨年の侍ジャパンU18代表6名が学生表彰選手!そこから見えるものとは
主将としてチームを引っ張った日置 航(日大三)
日本学生野球協会から平成30年度第51回日本学生野球協会表彰選手が10日に発表された。この中から昨年の侍ジャパンU18代表から
蛭間 拓哉(浦和学院)
野尻 幸輝(木更津総合)
日置 航(日大三)
奈良間 大己(常葉大菊川)
中川 卓也(大阪桐蔭)
峯 圭汰(創成館)
の6人が選ばれた。その中で5人は自校で主将だった。これほど主将経験者で日本代表に名を連ねたのは2013年以来のことではないだろうか世界大会を準優勝した2013年は森友哉(大阪桐蔭-埼玉西武)、逸崎友誠(明徳義塾-拓殖大)、奥村 展征(日大山形―巨人―ヤクルト)、上林 誠知(仙台育英-福岡ソフトバンク)、内田靖人(常総学院-東北楽天)、渡邉 諒(東海大甲府-北海道日本ハム)、森 龍馬(日大三-法政大-明治安田生命)、吉田 雄人(北照-オリックス)と8人もいた。
実際に昨年のアジア大会、自校で主将だった5人は大会期間中、リーダーシップをとっていて、チームを1つにまとめようとしていて、短期間でチームを1つにするためには、強豪校で主将をしていて、実力も伴った野手ほど心強いものはないと思う。
今年は韓国で世界大会が開催されるが、昨年末、海外遠征を敢行した3チームの主将は昨年の例を見ると、日本代表候補として今からマークしておくと面白い。東京代表の主将を務めた生沼弥真人(早稲田実業)、愛知選抜の主将を務めた石川昂弥(東邦)、四国選抜の主将を務めた浮橋 幸太(富岡西)は実力だけではなく、多くのチームが集まる代表チームの主将を務め、しっかりとまとめ上げた人物として見逃せないだろう。