高校時代は9番打者?!西武ライオンズ3位・山野辺翔選手に学ぶ「大器晩成」の歩み

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2019.01.11

桜美林大学時代の山野辺翔選手

 日本には「大器晩成」という言葉が昔からあります。徐々に実力を養っていき、後に大成するという意味の言葉ですが、この言葉を地で行くような野球人生を歩む選手が、2018年のドラフトで西武ライオンズに指名されました。

 その選手とは、山野辺翔選手です。桜美林大学時代は、1番打者として明治神宮大会準優勝を経験し、その後に入社した三菱自動車岡崎でも、スピード感溢れるプレースタイルを武器に活躍した山野辺選手。
 一見、順風満帆にも映る経歴ですが、実は桐蔭学園高校時代は9番打者でした。最後の夏では決勝戦まで勝ち進み、松井 裕樹桐光学園-東北楽天)と対戦し、2打数1安打2打点の記録を残しています。

 高校野球で下位を打っていた選手が、大学でも野球を続けることはあまり多くありません。そんな中で、大学、社会人と諦めずに努力を続け、ドラフト指名を勝ち取った山野辺選手は、まさに大器晩成型の努力の選手といえるのです。

 山野辺選手の「大器晩成」ストーリーは、ここで終わりとは思っていません。
 西武ライオンズのドラフト3位といえば、浅村栄人選手(2008年指名)、秋山 翔吾選手(10年指名)、金子 侑司選手(12年指名)、外崎修汰選手(14年入団)と、近年チームの主力となる野手が続々と指名されています。山野辺選手もその流れに乗り、プロの舞台でさらに「大成」することを期待したいと思います。

 そして、今は下位打線を打っている高校球児でも、夢を諦めるのはまだ早いです。高校卒業後に実力が開花し、プロの舞台へ進んだ選手が実際にいるだけに、努力を続ける価値は大いにあります。第2の山野辺選手を目指して、日々努力を積み重ねましょう。

文:栗崎 祐太朗

【関連記事】
茂木栄五郎、鈴木大地、若林晃弘…躍動する桐蔭学園高校のOBたち 【ニュース - 高校野球関連】
やっぱり神奈川はアツい!夏の神奈川大会は初戦から白熱の試合が続出? 【ニュース - コラム】
第918回 日大藤沢ブロックが最も熾烈!鎌倉学園、桐光学園の戦いの行方は?【前編】【大会展望・総括コラム】
向上vs桐蔭学園【神奈川県 2019年春の大会 神奈川県春季大会】
第203回 木製バットを握った野手陣の実力は?強肩捕手、逸材遊撃手たちを考察!【前編】【ドラフト特集コラム】
第870回 今年の神奈川はシード権をかけた3回戦に注目!序盤から見逃せない!【大会展望・総括コラム】
啓新vs桐蔭学園【第91回選抜高等学校野球大会】
第861回 注目校・明石商や桐蔭学園が登場!大会5日目の見所【大会展望・総括コラム】
第852回 星稜vs履正社、広陵vs八戸学院光星と激戦ばかり!勝負のポイントは?【大会展望・総括コラム】
第887回 指揮官も全幅の信頼を寄せる進藤勇也(筑陽学園)の捕手力 【2019年インタビュー】
第869回 「あれこれ考えない思い切り」が福岡大真(筑陽学園)の打撃を生み出した 【2019年インタビュー】
第885回 プレーに「粘り」を求め続ける新進気鋭の切り込み隊長・中村敢晴(筑陽学園) 【2019年インタビュー】
第867回 神宮で見せた大器の片鱗!西舘昂汰(筑陽学園)が狙うのは「甲子園で150キロ」 【2019年インタビュー】
第868回 九州王者の背番号1・西雄大(筑陽学園)を成長させた九州大会の激闘 【2019年インタビュー】
筑陽学園vs桐蔭学園【2018年 第49回明治神宮野球大会】
桐蔭学園vs春日部共栄【2018年秋の大会 第71回秋季関東大会】
習志野vs桐蔭学園【2018年秋の大会 第71回秋季関東大会】
土肥義弘のケガをしない!勝てる投手育成講座
桐蔭学園 【高校別データ】

コメントを投稿する

次の記事:
ハムスト肉離れとHQ比
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る