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紀州由良リトルシニアがタイガースカップを初制覇!

2018.12.08

紀州由良リトルシニアがタイガースカップを初制覇! | 高校野球ドットコム
優勝を果たした紀州由良リトルシニア

 12月1日に開幕した第14回タイガースカップ2018は、8日に準決勝、決勝の3試合が行われた。タイガースカップは、シニアリーグ、ボーイズリーグ、ヤングリーグの各予選を勝ち抜いた代表10チームが、中学生硬式の関西No.1を懸けて[stadium]甲子園球場[/stadium]で戦い、これまでも多くの有名高校球児を排出した歴史ある大会である。

 準決勝は、紀州由良リトルシニアと京田辺ボーイズ、龍野ボーイズと紀州ボーイズがそれぞれ対戦し、勝利した紀州由良リトルシニアと紀州ボーイズが決勝で激突した。

 「紀州対決」となったなった決勝は、2対2の同点で迎えた最終回の7回表、紀州由良リトルシニアは2番・松村祥吾のタイムリーで勝ち越しに成功。7回裏の守備も、6回途中からマウンドに上がった山本侑生がきっちりと抑えて初優勝の栄光を手にした。

 試合後、紀州由良リトルシニアの原政隆監督は「勝てるとは思っていませんでしたが、本当にみんなで取れた金メダルです。よくやってくれました」と語り、選手たちを手放しで称えた。

 また最優秀選手賞には紀州由良リトルシニアの塩路柊季選手が、敢闘賞には紀州ボーイズの沖寛太選手が選ばれた。塩路選手は「ただただ嬉しいです。優勝もそうですが、みんなで頑張った結果取れたので、本当に嬉しいです」と話し、喜びを噛み締めた。

 4年前の第10回大会では、最優秀選手賞には報徳学園で活躍した神頭勇介選手(枚方ボーイズ)が、敢闘賞には大阪桐蔭で活躍した中川卓也選手(大阪福島リトルシニア)が選出された歴史がある。

 3年後、塩路選手や沖選手が[stadium]甲子園球場[/stadium]で再び躍動する姿を楽しみに待ちたい。

 

文:栗崎祐太朗

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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