「高校ラグビー」花園出場校から見る「高校野球」との違い!
12月27日に花園ラグビー場で開幕する、第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会のシード校が昨日(26日)に大会実行委員会から発表されました。そこで、今大会の出場校を紹介します。
学校名の青字は、野球部が今年の春か夏の甲子園に出場した学校で、6校が該当します。高校野球でお馴染みの聖光学院や桐生第一が、今回ラグビーで初出場を決めました。昨年、清宮幸太郎選手(現・北海道日本ハム)が応援にかけつけた早稲田実業は、79大会ぶりの花園出場です。
出場回数の赤字は連続出場校。今年は30校で、高校サッカーと同じく、高校野球の甲子園大会と比較すると圧倒的に多いことがわかりますね。
また夏の[stadium]甲子園[/stadium]は通常49校ですが、高校ラグビーは51校の出場です。北海道は南北の地区に分けて2校出場しますが、東京(2校)と大阪(3校)は第1地区、第2地区という具合に地域関係なくブロックで分けているのも、特徴ですね。
なお、全国大学ラグビーや全国高校サッカーなどとは異なり、大会名に「選手権」とつかないことも特徴の一つです。
シード校は、高校サッカーは前年ベスト4の地区ですが、ラグビーでは1年間の成績など実力を考えて、Aシード3校、Bシード10校(東西5校ずつ)が事前に選出され、2回戦からの登場になるように設定されます。高校野球の[stadium]甲子園[/stadium]ではシードは設定されません。これも競技の違いですね。
抽選会は今週の土曜日(12月1日)に、高校野球の選抜大会の抽選会と同じ場所でもある毎日新聞大阪本社のオーバルホールで行われます。どんな組み合わせになるのでしょうか。
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文:松倉 雄太