えっ!高校野球とサッカーの選手宣誓でまさかの偶然が!
第97回全国高校サッカー選手権大会の公開組み合わせ抽選会が昨日(19日)行われました。
さて、どの競技でも注目なのは、選手宣誓の抽選ですね。高校サッカーは開幕戦の2校(今回は駒澤大高と那覇西)を除く46校の中から抽選で選ばれます。
そして今大会の選手宣誓に選ばれたのは、初出場の瀬戸内(広島)・佐々木達也主将でした。
「初出場で、とてもビックリしています。日頃お世話になっている先輩方や、応援してくれる方々への感謝の気持ちを伝えたい。一番楽しむ、思い出に残る大会にしたいです」とTVインタビューで答えていました。
瀬戸内高校と聞いてピンと来る方が多いかもしれません。今年の春の第90回選抜高校野球大会で、同校の新保利於主将が選手宣誓をしていたんですね。
同じ年に同じ高校が野球とサッカーで選手宣誓をする。すごい確率ですよね。しかも、2人は同じクラスなのだとか・・・12月30日の開会式で、佐々木主将がどんな選手宣誓をするのか。今から楽しみですね。
最後に選抜高校野球での新保主将の選手宣誓を紹介します。シンプルで素晴らしい宣誓でした。
「宣誓。我々選手一同は、第90回という記念すべき大会に参加できることを喜ばしく思います。そして、平生から応援して下さっている、学校関係者、大切な家族、友人、そしてチームメートの支えに感謝しています。この甲子園では3989校の代表として、大好きな野球が出来る事に感謝し、ゲームセットの瞬間までベストを尽くし、感動を与えられるようなプレーをすることを誓います。
平成30年3月23日 選手代表 瀬戸内高校野球部主将 新保利於」
新保利於(瀬戸内)
文:松倉 雄太